G20「不均衡是正」はドル基軸是正だった!?


G20サミットで宣言された “世界経済の不均衡是正” ・・・ 『どうして “不均衡” が生まれ、その是正の先にあるものは?』 について「ウォール街ラウンドアップ」(日経夕刊)が分かりやすく解説してました。 一部抜粋すると・・・
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中国が輸出し、米国が消費する。 その代金はアジアの黒字国が貸す」 ―― この不均衡の責任の一端はIMFにある。 
1997年のアジア危機で、IMFは急激な資本流出に見舞われた各国に融資する条件として、金利引き上げや緊縮財政を要求。深刻な不況を引き起こした ―― 新興国はこの教訓から、二度とIMFに頼らないために自前で膨大な外貨準備を積み上げた。これがアジアなど新興国の過剰貯蓄と、米国の過剰消費という不均衡への道を開いた。
IMFが本当に “世界の準備基金” として働けば、新興国は過度の外貨準備を持つ必要はない。 その先には、ドル基軸体制の見直しが待つ。
一国の通貨が世界の準備通貨として使われる限り、その国は通貨を大量発行して過剰に消費する動機を持つ。 究極的には、持続的な世界経済とは 「ドルへの偏り」 という不均衡を解消した状態のはずだ。
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“世界経済の不均衡” を正すには、”新・基軸通貨” の創設も必要になるのかな? その流れの中に、鳩山首相が語る “東アジア共同体構想” があって、将来、アジアにもユーロのような通貨が流通することになるんでしょうかね┐(-_- )┌?

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