想定レートの失敗! でも一部は…


先週末に突破した “90円ちょうどの壁” ・・・ FXトレーダーにとっては通過点でしかないけど、輸出企業にとっては死活問題! 
主要企業の想定レートと(営業損益の年間増減額)は : (出典: 日経朝刊)
◇ トヨタ 90円(250億円)
◇ 日産自 95円(110億円)
◇ ソニー 93円(10億円)
◇ コマツ 95円(30億円)
「ソニーの影響額が比較的軽微なのは、ドル建ての部品購入が増えているから。 パナソニック(93円⇔20億円)は、”為替マリー”(*) で円高の影響を5年前の半分以下に抑えている ―― 企業の円高抵抗力が高まっているほか、円高による原材料などの輸入価格低下が恩恵となる企業もある」(日経朝刊/一部抜粋)
・・・ 輸出企業の財務部門担当の方、外国為替証拠金取引を利用して、ヘッジしてみたら! それはともかく、榊原元財務官が朝方のTV番組で、ポロっと「87円を目指す」なんていちゃったし、週明けの株式相場は、輸出関連株と金融株(モラトリアム法案の議論)を中心に、ダメですかね(>_<)?

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(*) 「為替マリー(exchange marry)」とは、輸出代金として受け取った外貨を円に替えずにそのまま保有し、輸入支払いに充てて、外貨建ての債権と債務を相殺させる手法。つまり、外貨建ての債権と債務を個別に円決済せずに相殺させる形で為替リスクをヘッジするのが狙い。(中島孝志氏のコラム「為替に負けるな・パナソニック中村会長の数式」 BIZ+PLUSより)


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