藤井財務相の会見 ・・・ TVニュースでも放映され、「私は円高是認とは言っていない。 異常に動いたら、国益のためにしかるべき措置をとることもありうる」（asahi.com） ・・・ 確かにこれまで “円高是認” には一言も発言していないかもしれないけど、報道のされ方からすれば、”大臣発言で1ドル＝88円台” も仕方なかったでしょう(*ﾟｰﾟ*) ・・・ また、スタンスが変化して、「しかるべき措置」 と今さら言われても、その介入水準は 「90円でも87円でもない」ってことは分かり切ったこと(ゝεゝ)
マーケットテーマや金融政策の変化があれば、否応なしに 「ドル買い／円売り」へ向かうはずで、それまでは 「財務大臣、 “慎重なご発言を”」 ってことになるんでしょうネ(*’-^)☆ ・・・ 経済産業省は円高の影響を調査するため、企業に聞き取りを行うそうで、結果を興味深く待つことに!
ひとつ注目したいのは、「異常に動いたら」 が何を指すのか? ・・・ “急激な為替変動” って、「一日（1週間）の円の上昇幅?」 それとも 「ターゲットとなる為替レート?」 ・・・ 前者であれば、マーケットはジワリジワリ気長に攻めればいいわけだし、後者であれば、すでに87円は介入水準ではないってことは実証済み。　そうなると 「緩やかに、そして大胆に80円割れ」 で市場介入ってことになるんでしょうか!?　もちろんそれまでには、レートチェックなど口先介入はあるんでしょうが、マーケットの “水準を試す” チャレンジが変わるってこともない気が…┐(-_- )┌?
ところで、ちょっと嫌なデータを目にしちゃいました。 8月末から直近値までの各国株価指数の騰落率で、アジア株（3.3～8.8％UP）も欧（4.6～4.9％UP）米（3.1～6.1％UP）もアップしてるのに、日経平均株価は3.7ダウン、TOPIXは6.4％ダウン ・・・ 「”主体性がなく米の写真相場” とも言われてきた日本株。 投資家にとって歓迎できない方向で独自の主体性を発揮」（日経/一部抜粋） というコメントに、ガックリも、笑っちゃいました┌(｡>_<)┘
そして今日のマーケット ・・・ 日経平均株価は90.68円UP（↑0.91％）、円相場はいいポジション調整の場(USDJPY=89.63～90.23)となった東京市場。 ロンドン・ニューヨーク市場でも、アジャスティング中!　 S＆P/ケースシラー総合20＠22:00は、前年比マイナス13.30％（市場予想－14.2％） では動意に乏しく ・・・ このあと ＠23:00消費者信頼感指数（同57.0）は…?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/NYK Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(28日17:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)　 ⇒　 (22:00)
USDJPY =　89.56-58　⇒　 89.90-92　⇒　 89.71-72　⇒　 89.95-00
EURJPY = 130.81-85　⇒　131.46-50　⇒　130.77-81　⇒　130.95-00
GBPJPY = 142.10-15　⇒　142.75-80　⇒　142.25-30　⇒　143.65-70
EURUSD = 1.4605-08　⇒　1.4622-24　⇒　1.4577-78　⇒　1.4555-60