思惑先行の “早期利上げ観測” が後退 ・・・ 先週末の雇用統計の改善を受け、注目されたバーナンキFRB議長は未明の講演で、あらためて米国の経済情勢（景気や物価）・利上げに慎重な姿勢を示し、FF金利先物の利回りは低下、先週末の米雇用統計の数字で反発してたドルは軟調に。
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講演要旨：
「（超低金利政策は）長期にわたるとみている」
「景気回復の兆しが幅広くみられるようになった」
「経済は緩慢な拡大のペースが続くような恐ろしい向かい風に直面している」
「景気回復が自律的だと確信を持つまでには時間がかかる」
「来年も失業率低下につながる緩やかな景気回復が続くが、ペースは期待より遅いだろう」
「最近は高水準の失業とインフレ期待の安定によりインフレは抑制されてる」
（NikkeiNet/一部抜粋）
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そして、ちょっと面白い注釈もありました ・・・「（雇用改善を示す指標の発表直後に） あえて慎重な景気認識を示したことはふに落ちない面も ―― 再任を目指すバーナンキ議長は経済情勢の厳しさを強調し、経済のリスク要因になりかねない議長交代を回避する高等戦術に出たのでは――」・・・ マーケットって、裏の裏を読むことが好きですネ(*’-^)☆
◆.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(07日17:00)　 ⇒　 (07:00)　 ⇒　 (11:00)
USDJPY =　89.83-85　⇒　 89.50-55　⇒　 88.95-00
EURJPY = 133.62-66　⇒　132.65-70　⇒　132.15-20
GBPJPY = 147.75-80　⇒　147.15-20　⇒　146.50-55
EURUSD = 1.4874-76　⇒　1.4825-30　⇒　1.4850-55
◆ 日経平均株価(11:00): 51.25↓0.50％の10,116.35円。 TOPIX: 3.18↓0.35％の895.75。

◇ ダウ工業株30種平均終値: 1.21↑0.01％(10,390.11)。 ナスダック: 4.74↓0.22％(2,189.61)。 S&P500: 2.73↓0.25％(1,103.25)。 FTSE百種総合株価: 11.70↓0.22％(5,310.66)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近1月物終値: 73.93ドル/バレルと続落。 金COMEX2月物終値: 1164.0ドル/tozと続落。