“Dubai gets $10 billion from Abu Dhabi to pay Nakheel bond”（Dow Jones *） ・・・ 「アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の政府系持ち株会社、ドバイワールドと不動産開発会社ナキールの債務の一部を支払うため、アブダビ首長国が100億ドルを提供する。きょう償還期限を迎えるイスラム債41億ドルの支払いに充てる」（NikkeiNet）
今日に迫ってたイスラム債の債務不履行はひとまず回避!　午後になって伝えられたこの報道で、中東の信用不安が和らぎ、急激に買い戻された欧州通貨ですが、同じ宗教と言語をもつ民族の団結は強いですネ(^_-)☆　ちなみに、人口比率では20％がアラブ人で、80％は外国人なんだそうです。　さて、ギリシャの財政問題で欧州各国はどうでるか?　こちらも見もの!
(*) http://www.marketwatch.com/story/dubai-gets-10-billion-from-abu-dhabi-to-pay-nakheel-bond-2009-12-14
◆.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(12日07:00)　 ⇒　 (07:00)　 ⇒　 (15:00)
USDJPY =　89.10-15　⇒　 88.90-95　⇒　 88.65-70
EURJPY = 130.30-35　⇒　130.00-05　⇒　130.15-20
GBPJPY = 144.85-90　⇒　144.50-55　⇒　144.65-70
EURUSD = 1.4620-25　⇒　1.4620-25　⇒　1.4675-80
◆ 日経平均株価終値: 2.19↓0.02％の10,105.68円。 TOPIX: 3.49↓0.39％の885.08。

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[14日午前のBlog]　―― 想定為替レートは92.93円 ――
NYの流れを引き継いで円は対ユーロで優勢 ・・・ 中東の信用不安やギリシャの財政問題が尾を引いちゃってるようですが、きょうはドバイの政府系持ち株会社発行のイスラム債の償還期限でもあり、債務不履行を回避できるか?　欧州各国のCDS指数が急上昇してるようですし、さらにクリスマス休暇入りでマーケットは薄くなってきてるようですし、お気をつけて(*’-^)☆
さて、今週のこだわりは16日 ・・・ 東京市場ではオーストラリアの第3四半期GDP発表でオージー、NY市場ではFOMCの開催ではドルがリードする為替相場となりそうで、いずれも一方向へと相場は傾きやすいイベントだけに注目ですネ!
そして国内では、17-18日に日銀金融政策決定会合も（一応）注目ですが、きょう発表された12月企業短期経済観測調査（短観）で、大企業製造業DIはマイナス24（前回9月調査は－33）と市場予想（－27）を上回って、マーケットは好感。
ただ、「大企業製造業の09年度の設備投資計画が前年度比28.2％減と、12月調査のマイナス幅としては、調査を始めた1973年度以降で最大を記録」（NikkeiNet） ・・・ その背景に、「調査期間中に円高が進行」したことが影響したという見方もあるようです。 ちなみに、大企業製造業09年度想定為替レートは1ドル＝92.93円!