ソブリン格下げ予備軍多数のユーロ急落


リスク要因にたびたび挙げられる “ソブリンの格付け”(*) ・・・ ポルトガル(Portugal)・イタリア(Italia)・ギリシャ(Greece)・スペイン(Spain)の頭文字をつなげた “PIGS”、さらに+アイスランド(Iceland)で “PIIGS” なる “格下げ予備軍” を抱えるユーロの下げのキツさが極端に目立った1月相場でしたネ!
  12月31日NY終値 ⇒ 1月29日NY終値
USDJPY= 93.00-05 ⇒  90.25-30
EURJPY= 133.25-30 ⇒ 125.15-20
GBPJPY= 150.30-35 ⇒ 144.25-30
EURUSD= 1.4325-30 ⇒ 1.3860-65
ユーロ一人勝ちのトレンドをキープした09年とは正反対のスタートを切った2010年1月の為替相場! ・・・ 米12月雇用統計(8日)で始まった「ドル売り/円買い」につづき、中国の “預金準備率の引き上げ” 発表(12日)で火がついて、心理的な節目を次々に突破する「ユーロ全売り」トレンドを形成(>_<)
ただ今週に入って、日本のソブリン格付け見通しも 「安定的」から「ネガティブ」へとS&Pに引き下げられ(26日)、一時は先行き 「円はどうなるんだろう?」 って円相場の混乱を心配しちゃいましたが、「"消去法的" 円買い」 に助けられた観も┐(´.`)┌
・・・ 週明けからの2月相場では、「円・ドル堅調/ユーロ売り」 の流れが加速するのか? 反転か?  第1週目から、目先、年度末に向けてのトレンドを決めかねない重要指標・会議が目白押しだけに、楽しみですネo(^-^)o
1日 US オバマ大統領の予算教書発表 / US ISM製造業景況指数
2日 AUS 追加利上げが予想されるRBA定例理事会の開催
  US ボルカー経済再生諮問会議議長の上院銀行委員会証言 / US 中古住宅販売保留
3日 US ADP雇用統計 / US ISM非製造業景況指数
4日 UK BOE金融政策委員会 ・ EU ECB理事会の開催
5日 US 雇用統計
  CAD G7財務相・中央銀行総裁会議(カナダ・イカルウィット -6日)
(*) ソブリン債(Sovereign Bond)= 各国政府や政府機関、国際機関が発行・保証する債券(国債など)。その国の企業などが格付けされる際には格付けの上限(カントリーシーリング)となる。

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