ECBはユーロを救うか?


4日の “ECB定例理事会” ・・・ はたしてギリシャをはじめとする欧州内の財政危機について、どんな論議がなされるか!? トリシェECB総裁はどんなメッセージをマーケットに発信するのか?
・・・ 「(ギリシャに)救いの手を差し伸べるのか?」 と今週のマーケットは、固唾を呑んで見守ることになるんでしょうが、意外と「ユーロ圏諸国の結束は、思いのほか強い」(日経ヴェリタス) っていうのが、世界経済フォーラム年次総会の印象だったようです。
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マーケットではギリシャの信用不安を、「”ユーロの危機” の序章」 と受け止め、欧州諸国の国債への攻撃を続けるだろが、本当にギリシャが債務不履行(デフォルト)の危機に直面すれば、EUかECBは躊躇なくギリシャを救うだろう。
EU当局者はギリシャ支援の可能性を否定し続けているが、これは安易に支援姿勢を示せば、ギリシャの経済再建への取り組みが緩みかねないと判断し、あえて “冷淡さ” を装っている節が――。
ダボスの討論会でトリシェECB総裁は、「ユーロが誕生していなければ、今回の金融危機はもっと深刻になっていた」と述べ、単一通貨が危機の防波堤になったとの見方を示した。 (日経ヴェリタス/一部抜粋)
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マーケットと当局のせめぎ合いのなか、ユーロは2月相場で反転のタイミングを探るのか? それとも1月相場の延長線で売り継続となるのか? ・・・ 悩ましいけど、今週のイベントカレンダーを見る限り、その判断はドルの強弱に振られながら、週末まで決することはなさそう┐(´.`)┌?

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◆.。・+゜゜+・。 1-5日の会議・重要指標・決算発表 。・+゜゜+・。.◆
1日 CN 1月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
  US オバマ大統領の予算教書発表 / US ISM製造業景況指数
2日 JPY 10年物国債入札
  AUS 追加利上げが予想されるRBA定例理事会の開催
  US ボルカー経済再生諮問会議議長の上院銀行委員会証言 / US 中古住宅販売保留
3日 JPY 決算: 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  US ADP雇用統計 / US ISM非製造業景況指数
4日 JPY 決算: ソニー, トヨタ自動車
  UK BOE金融政策委員会 ・ EU ECB定例理事会の開催
5日 CAD G7財務相・中央銀行総裁会議(カナダ・イカルウィット -6日)
  US 1月雇用統計 ・・・ 市場予想は、「失業率は前月と同じ10%、雇用者数は前月の8.5万人減から1.3万人増」との見方があるなかで、逆の予想をする専門家もいて、また “この数字” が2月の為替相場もリードしちゃう予感。


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