CFD市場にも4つの網( ̄3 ̄)


「業者数は15社程度、取引規模はFXの1%に満たない “証券CFD”(*) に、”規制4点セット” が出そろった」(日経ヴェリタス)・・・ 規制4点とは、「レバレッジ規制」・「信託保全」・「ロスカットルール」、そして「不招請勧誘」(*) ・・・ このうち、「ロスカットルール」と「不招請勧誘」の規制導入に関して、いまごろ日本証券業協会は自主規制案をまとめ、パブリックコメント(*)を実施してました(5日まで)。
導入の順番が違うようにも思っちゃったけど、まあ 「健全な発展を図り、投資者の保護に資することを目的」 にする自主団体の手で、市場拡大前にルールを整備する姿勢には賛同(^o^)/  「規制強化で市場縮小や撤退業者の増加」 な~んていう業界事情は気にせず、いい規制はすばやく導入してほしいとこだけど ・・・ ただ、FX同様に「レバレッジ規制」のような “投資家の選択肢を奪う” 規制は、いただけませんよね|( ̄3 ̄)|
(*) Contract for Difference=差金決済取引
(*) 今年4月から「信託保全」(FSA)、5月に禁止「不招請勧誘」(日証協)、そして2011年1月から「ロスカットルール」(日証協)・「レバレッジ規制」(FSA)を導入
(*) URL: http://www.jsda.or.jp/html/oshirase/public/bosyu.html

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[31日朝のBlog] ―― FXに新たな落とし穴! あす全額信託保全スタートの一方で… ――
あすから完全実施される “FX全額信託保全の義務付け” ・・・ 経過措置期間が終了して、証拠金等は100%保護されるシステムが構築できることになりますが、一方で思わぬ事態の発生もあるようです。
「顧客資産を裏付けにした信託銀行から保証状(letter of guarantee)も認められず、業者はカバー先向け保証金を自ら用意する必要が出てきて、カバー先への保証金(証拠金)の負担は増し、さらに保証金比率(カバー額に対する保証金の比率)を上げる金融機関も出てきているとされ、FX会社には二重の逆風――」(日経ヴェリタス)
・・・ 実際に、「先週、中堅業者が新規注文の受け付けを一時停止――」 もあったそうで、飛躍しすぎとは思うけど、「カバー取引の解消が増え、ポジションメイクができなくなると、個人投資家に多い “外貨買い/円売り” が減って、清算が増す動きは “円買い材料” につながる」 な~んていう見方もあるようです┐(´.`)┌  FX業界の淘汰と寡占は、2010年、ますます加速しそうですネ┌(。>_<)┘


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