はるかに飛び越えた見事な金融政策?


中国の1月消費者物価指数(11日)の上昇率が市場予想を下回って、インフレ警戒感が薄れ、金融引き締めのペースが鈍ると思われてたところに、中国人民銀行による預金準備率の引き上げ(市中の資金回収=実施は25日)発表! しかも春節(旧正月)を前にして、このタイミングでの決断は、まさに「わが道を行く」(?)
来週のユーロ圏・財務相レベル会合開催(15-16日)やNY市場の休場(15日)を控え、様子見ムードが漂ってただけに、持ち高調整とも絡んでインパクトはありましたネ!
まあ、年初から「預金準備率重視」(人民銀総裁=1/6)の発言はあったものの、1月18日の預金準備率0.5%引き上げ実施(12日発表=08年6月以来1年7カ月ぶり)から2カ月連続での引き上げは、市場予想をはるかに飛び越えたサプライズといいのでしょうネ。 これが中国金融当局からの “お年玉” ってことになるんでしょうか(^_-)☆
さて、そんなこともあって、世界的に景気は減速との連想から米長期金利は低下。NY株価、原油・金(GOLD)なども反落 ・・・ 日本時間で深夜まで続いたバタバタ劇も一段落すると、NY勢は3連休へ。
そんな昨晩でしたが、さあ、あと2時間あまりでバンクーバー・オリンピック開幕! 来週からは日本人選手の活躍も楽しみ! 「ガンバレ日本!」
◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
    (12日17:00) ⇒ (07:00)
USDJPY = 90.04-07 ⇒ 89.90-95 (89.85~90.43)
EURJPY = 122.80-84 ⇒ 122.60-65
GBPJPY = 141.50-55 ⇒ 141.20-25
EURUSD = 1.3636-39 ⇒ 1.3630-35 (1.3550~1.3644)、LDNで1.3532
◇ ダウ工業株30種平均終値: 45.05↓0.44%(10,099.14)。 ナスダック: 6.12↑0.28%(2,183.53)。 S&P500: 2.96↓0.27%(1,075.51)。 FTSE百種総合株価: 19.03↓0.37%(5,142.45)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近3月物終値: 74.13ドル/バレル、金COMEX4月物終値: 1090.0ドル/tozと反落。

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