今週、メジャー通貨同士が熾烈な綱引き?


10日間の中国・全国人民代表大会が閉幕 ・・・ 温首相は記者会見で:
◇人民元相場について、「過小評価はされていない」
◇人民元の切り上げ圧力に、「他国を批判し、強制的な手段を使って為替相場の切り上げを迫るやり方に反対。 それは人民元相場の改革にとっても不利だ」
◇ドル相場について「米国は国際通貨の主な発行国であり、ドル相場が不安定に推移していることは我々に非常に大きな憂慮をもたらしている」
◇今後の金融政策について、「我々は政策の連続性と安定性を保たなければならず、『積極的な財政政策』 と 『適度に緩和的な金融政策』 を引き続き実施する」も、不動産バブルの懸念などを念頭に金融緩和の行き過ぎは修正。
(NikkeiNet/一部抜粋)
・・・ な~んか当分の間は、人民元相場に変化はなさそう┐(´.`)┌? これじゃあ、あすの東京外為市場は、”イベント待ち” の様子見ムードになっちゃうのかな(>_<)
そのイベントとは、もちろん日米欧の金融当局が模索する「金融緩和か? 財政緊縮か?」という駆け引き:
◆15-16日にEU財務相会合 ・・・ 250億ユーロのギリシャ支援で合意? 欧州版IMF創設に進展は?
◆17日未明にFOMC ・・・ 超低金利継続する声明の表現を巡って反対は?
◆17日の日中は日銀・金融政策決定会合(16-17日) ・・・ 「新型オペ」の拡充を検討? それとも先送り?
ちなみに、噂されれてるさらなる "追加緩和" は、"景気の二番底" 懸念も和らいでることから、4月30日の「展望リポート」公表同日の金融政策決定会合まで、日銀は結論を持ち越す…? っていう見方もあるようですよ。
・・・ 「出口」を模索するFRB、そして政府・財務相から追加緩和のプレッシャーを受ける日銀という形勢がはっきりすれば「ドル買い/円売り」に(?)
・・・ ただ、その前に開催されるEU財務相会合を受け、ユーロ相場は? 財政赤字が深刻な英国では数か月以内に行われる総選挙に絡み思惑先行で変動するポンドは? ・・・ メジャー通貨同士の綱引きも、熾烈さが増しそうですネ(^_-)☆

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