「新規の玉」は期待薄?


ドル円は欧州市場でも動きパッタリ ・・・ こうなると早くも来週に目を向けたいとこだけど、週明けしょっぱなから東京市場は春分の日の振り替えで休場。 さらに国内は、年度末で “新規の玉” に期待できず、唯一、第一生命上場に伴う円買い需要があるか? だけ。
そして海外では、EU首脳会議の開催(25-26日)が注目されるんでしょうけど、前日の「ギリシャ支援難航」との見方や、トリシェECB総裁の「金融危機に備えた金融機関への対応策」言及で、すでにユーロ売り進行は “想定内” で済まされちゃいそう(*゚ー゚*) ・・・ ドル円が活発的に動きだしそうな材料は皆無(?) となれば、頼みの綱は、噂が真になる「FRBの公定歩合引き上げ」?  それもなければ来週の東京市場での楽しみは、為替相場から離れたところでサクラの “開花宣言” だけ(*’-^)☆
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
    (18日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:21)
USDJPY = 90.04-05 ⇒ 90.35-40 ⇒ 90.50-52 ⇒ 90.45-50
EURJPY = 122.93-97 ⇒ 123.00-05 ⇒ 123.25-29 ⇒ 122.70-75
GBPJPY = 137.30-35 ⇒ 137.80-85 ⇒ 137.25-30 ⇒ 137.05-10
EURUSD = 1.3652-53 ⇒ 1.3605-10 ⇒ 1.3618-20 ⇒ 1.3555-60
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[19日夕のBlog] ―― ポンドでも、ユーロ、SFrでもいいから… ――
材料難とはいえ、ドル円は全く反応を示しませんネ(90.34~60) ・・・ 早番の欧州勢も、東京外為市場のレンジをチェックして、唖然としたでしょうネ。
さて、その欧州勢は、BOE金融政策委員会(MPC)メンバーの 「経済の2番底リスク」発言をきっかけに、ポンド売りで参入。 何とか為替相場に動意のスイッチを入れてくれましたが、相変わらずドル円は無関心。
1-2月に進んだユーロ売りも、3月に入ったこの3週間で、だいぶ持ち高調整も解消したようですし、ここはもう来週のEU首脳会議(25日)に向け、マーケットには憶測や要人発言でも・何でもいいから、身軽になったユーロを中心にドル円も引っ張ってほしいとこ(+。+)  もちろん、昨日から急騰中のスイスフラン(SNB理事のSFr高容認示唆がきっかけ)とSNBによる市場介入への警戒がリードしてくれてもいいけどネ┐(´.`)┌
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[19日朝のBlog] ―― 金利差0.5%埋める真実味があった噂? ――
「『FRBが公定歩合を引き上げる』という根拠のない噂が広がった」(NikkeiNet)・・・そんなこともあったんですか?! ・・・ 米債利回りは上昇し、日米金利差の拡大の連想から円売り/ドル買いが進み、一時90円81銭まで円下落(>_<)
ヤケっぱちとも思える噂に反応してしまったマーケットも ・・・ ちょうど1カ月前、FRBの "モーニング・コール" (「2月19日早朝の公定歩合の引き上げ」) があっただけに、昨夜のマーケット心理も分かる気がしますネ。
また、もともとFF金利(Federal Fund=FF)と公定歩合(Discount Rate)の差は、"1.0%" あったものが、前回は 0.25%から0.5% に緩めただけ ・・・ "出口" への地ならしを進める上で、公定歩合の先行利上げはありですものネ! それだけに、真実味があった噂だった気も…┐(-_- )┌?


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