昨秋からの円高局面は終息? いえいえ…


「ドルが本格復活か、米利上げ時期めぐり見方二分」 ・・・ 先週末の米雇用統計を受け、米国の景気回復に期待が高まって、「ドル買い/円売り」が進んだけど、「昨秋以降の円高局面は終息し、強いドルが復活するのか。 市場参加者の見方は分かれている」・・・そんな記事が日経ヴェリタスに掲載されてました。
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「円安・ドル高」の流れが勢いづいた3月下旬は、米長期金利が上昇カーブを描き始めた時期に重なる。 日米の長期金利差が広がり、機関投資家のドル資産への投資が増えるとの観測から、投機マネーが円売り・ドル買いに動いた ―― 米主要経済指標が相次いで市場予想を上回ったことが、米金利の上昇期待を高め、円売りをあおったとも言える。
◆ 「円安が続く」 と主張する市場参加者に共通するのは、米景気の回復基調は今後も揺るがず、金利差は一段と拡大に向かうとの見方だ。 日銀が緩和姿勢を強めている日本と米国では「出口」までの距離に差があるため、ドルは対円で上昇しやすくなるという。
◆ 一方、円安の持続性に懐疑的な声も少なくない。 3月の米雇用統計でも、失業率は前月比横ばいの9.7% ―― 歴史的な高水準に変わりはなく、米国も日本と同様、利上げという出口からは遠いというのが根拠だ。
FF金利と長期金利の格差は4%を超えないという経験則があり、4%に迫った米長期金利が遠からず天井にぶつかるとの指摘もある。 ある国際金融筋は「今の円安はやや根拠にかける」と戸惑いを隠さない。
昨年以来、外国為替市場では米景気回復への楽観論と悲観論がめまぐるしく入れ替わり、資金の流れもそのたびに大きく変化してきた。 主要経済指標の内容によって相場が振れやすい状況は当面続きそうで、円安相場が「速度調整」を迫られる場面もありそう。
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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・・・ 「米国の利上げ開始の時期は、今年秋から来年半ば」 とまだ先のことのようだし、、またギリシャの信用不安も決着付いたわけじゃないし、このままの円安・ドル高基調が一方的に進むと予測するのは、早すぎるのかもネ!

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