見逃してました(*’-^)☆ ・・・ 先週末の日経平均株価の終値は、「22年ぶりの “9週連続上昇” 達成か!?」 という記録がかかってたんですネ。 ご存知のように「記録ならず」（11,286.09円（2日）⇒11,204.34円（9日）） でしたが、更新を阻んだ要因は 「ガイトナー財務長官の電撃訪中」 ・・・ これは日経ヴェリタスで知ったことでしたが、マーケットが “人民元切り上げのＸデー” に身構えてしまったことで、ゼロからのスタートに(>_<)
さて、あすにも予定される "米中首脳会談" で、人民元改革について何らかのコメントが出されるか?!　注目ですが、実際に人民元が切り上がればどうなるのか?
◆ 「（1）人民元が上がれば輸入物価が下がってインフレ抑制につながり、13億人の中国人の購買力も高まる　（2）日本など中国にモノを売っている国にとっては好都合」（ジム・ロジャーズ氏）
◆ 一方で、「（1）中国の競争力が低下　（2）中国に生産拠点を置く日本企業にとっては、製造コストが上昇を懸念する向きも ―― それでも、たとえ市場に衝撃を与えようとも、切り上げは中国と世界に必要な "出口戦略"」・・・ と日経ヴェリタスは解説してました。
興味深かったのは、「将来の人民元を占う香港市場の人民元先物（NDF）相場では、ガイトナー財務長官が訪中した8日は早期切り上げ観測が高まり、1年物は前日の1ドル＝6.62元から6.60元へと上昇した。 市場はすでに約3％の元高を想定している」 ・・・ マーケットはたんたんと "人民元Ｘデー" を織り込みつつあるようで、いま仮に人民元切り上げがあれば、ドル円は90円台へ┐(´.｀)┌!?

ちなみに、「人民元切り上げ」と「ドル円」の関係については、”5％切り上げの快感度!” （9日） でブログ：
（略） ・・・ 前日の 「ガイトナー財務長官の “電撃的” な北京入り」 をきっかけに、なぜこれほどまでに中国人民元の動向が注目されるかといえば、思い出されるのが5年前 ―― 05年7月21日 ―― この日のドル円は112円台で推移（112.36-39＠17:00）。
ところが、午後8時になって発表された 「対ドルで、人民元の2％切り上げ」 に、円は急騰。　同日のNY終値は110.23-33円（一時109.87） ・・・ マーケットはこの快感が忘れられず、発表に “期待（?）” が集まってるんですよネ!　ただし5年前は、1週間もたたずに元の112円台へ円は売り戻されちゃってますが…┐(-_- )┌?　 ちなみに、今回は 「5％の切り上げ（?）」 ともいわれてるだけに、その衝撃度はいい感じ(^_-)☆…?