再び ウ・ワ・サ


「中国が預金準備率を引き上げ」っていう “金融引き締め” のウワサが再び流れたようで、夕方にドル円は92円台へ。 「ギリシャとドイツの国債利回り拡大」 も材料視され、久々にドルと円の波長は “同調” して 「買い」!
“市場テーマ” が一つに絞られてれば楽なんだけど、いろんな材料に “期待と憶測” が入り混じってしまって、最近の 「春の暖かさ ⇔ 冬のような寒さ」 のように午前と午後、そして日毎に相場の空気が入れ替わり、出てくる材料も古いメニューから “再燃・再浮上” ばかりに “踊らされる為替相場” ・・・ FXトレーダーとしては、ここはひとつの材料に一点集中して、その変化で為替レートを追っかけないと、あらかじめ描いていた為替戦略も見失っちゃいそう!
ちなみに、目先、為替相場をリードする主な要因・材料といえば:
◇ 中国人民元の切り上げ(金融引き締め)観測
◇ 日米の金利差拡大
◇ ギリシャ(南欧)の財政・信用不安
◇ EU内のギリシャ支援の不調和音
◇ 日銀の追加緩和 vs 景気回復観測
◇ 企業の決算内容
◇ 国内・ドイツ・英国の選挙と政局の行方
・・・ どれもが、いつまでたっても終着点にたどり着かない「近いようで遠い」ことが、方向感に欠ける為替相場を演出しちゃってるんですよネ┐(´.`)┌!?
そして明日は、BRICs首脳会議にも注目しなくちゃ! ・・・ アルファベット順に、ブラジルのルラ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、インドのシン首相、中国の胡錦濤主席の間で、「為替」・「基軸通貨」について話し合われるのか? また噂が飛び交いそう!?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
     (14日17:00) ⇒ (09:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:20)
USDJPY = 93.46-48 ⇒ 93.30-31 ⇒ 93.15-18 ⇒ 93.15-20
EURJPY = 127.37-41 ⇒ 127.41-45 ⇒ 126.64-68 ⇒ 126.25-30
GBPJPY = 144.05-10 ⇒ 144.35-40 ⇒ 144.10-15 ⇒ 143.85-90
EURUSD = 1.3628-30 ⇒ 1.3656-58 ⇒ 1.3592-95 ⇒ 1.3555-60

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[15日夕のBlog] ―― 「住宅消費税」検討で円上昇!? ――
中国政府による「不動産の投機取引抑制に向け “住宅消費税” の導入検討(?)」(日経) や 「1-3月期GDPの伸び率拡大」で金融引き締め警戒から中国株軟調(上海総合指数終値: 1.217↓0.03%)に、円が買われた午後の東京外為市場。 ちなみに、ハンセン指数は36.39↑0.16%で大引け。
また、「日銀が金利の上昇を許容し始めた(?)」との見方から、短期金利が高止まり。 さらに欧州勢は、「中国の預金準備率引き上げ観測」を蒸し返したり、「ギリシャ債とドイツ債の利回りの再拡大」 に、ユーロ売りで参入 ・・・ 連れてドル円は、夕方には一時93円ちょうど割れ寸前まで円買い進行! ただし、日本株は前日にNYダウ大幅上昇もあって、TOPIXは年初来高値更新v(^o^)v


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