金融商品で資産運用する投資家にとって、もっとも重要な決断といえば、”損切り” するタイミングの見極め方! ・・・ 外国債券で運用する機関投資家・いわゆるプロにとって、その判断のひとつになるのが “ソブリン格付け”。
大型連休前だというのに、どうしようもなくタイミング悪いS＆Pによるギリシャとポルトガルの長期債を格下げ、しかもギリシャのアウトルックは「投機的」へ引き下げ(>_<) ・・・ 連休中に「ドイツがギリシャ救済関連法案採決（?）」の報道もあって、「保有継続か（下落リスク）、売却か（持たざるリスク）」 いずれにしても "売れないリスク" を背負うことに(+｡+)　　そしてFX投資家にとっても、何が起こっても不思議でない足元の為替相場に、なんとも悩ましい連休突入ですネ(*'-^)☆
ところで、主要輸出企業が相次ぎ 「11年3月期の想定為替レートを公表」（日経） ・・・ なんと、「前期実績よりも円高にみている企業が多い」 そうです!　さて、1年後の運命はいかにo(^-^)o
◆今期の企業の想定為替レート◆
　　　　　ドル円（前期）　営業損益(*)　　ユーロ円（前期）　営業損益
デンソー ... 90円（91円）　 24億円　..... 130円（129円）　 6億円
コマツ ...... 90円（93円）　 28億円　..... 125円（131円）　 2億円
マツダ ...... 90円（93円）　 30億円　..... 125円（131円）　 12億円
ホンダ ...... 90円（93円）　 160億円　... 120円（130円）　 15億円
シャープ ... 90円（91.86円）10億円　.... 123円（129.66円）12億円
(*)1円の変動による年間営業損益への影響額 （出典:日経）
そして今夜のお楽しみは、未明の @26:00 7年物国債入札, @27:15 FOMC のビックイベント!
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(27日17:00)　⇒ (09:00)　⇒ (17:00)　⇒ (22:00)
USDJPY =　93.79-80 ⇒　93.18-21 ⇒　93.25-28 ⇒　94.10-15
EURJPY = 125.19-23 ⇒ 122.83-87 ⇒ 122.99-03 ⇒ 124.80-85
GBPJPY = 144.25-30 ⇒ 142.15-20 ⇒ 141.95-00 ⇒ 143.35-40
EURUSD = 1.3348-49 ⇒ 1.3179-82 ⇒ 1.3187-90 ⇒ 1.3250-55

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[28日夕のBlog]　―― ソブリンリスク⇒ドル買い ――
「ギリシャの2年物国債利回りは、一時38％台に急上昇」（日経） ・・・ きょうもボロボロの様相を見せつける欧州債券相場。 消費者ローンの上限金利を上回る “国債” って、ありなんですかね┐(´.｀)┌?
「CDS市場では、スペインやイタリアが次の標的に」 ・ 「ECBはギリシャ国債を担保にした資金供給にノー」 との見方や、さらに 「S＆Pの他の格付け会の格付け判断は?」 と気にかけるマーケット ・・・ そんな信用不安増大の危機感からか（?） 今夜、「財務相がECB、IMF首脳と会談」 ・・・ 金融当局者の記者会見で、ユーロ反転はあるのか?　注目ですネ!
ところで ・・・ 「JT（日本たばこ産業）が値上げ申請 ―― マイルドセブン410円に」（YomiuriOnline）のタイトルを目にし、このご時世で民間企業なんだから、自ら値上げの認可申請するなよ|(￣3￣)| って言いたいとこ! ・・・ タバコ税の増税にかかることと分かっていたこととはいえ、36.7％UPに、今から夏の訪れを飛び越え、秋（10月1日）を思うと憂鬱に(>_<)