金融当局者の会見・証言・講演!


この1週間を振り返ってみると ・・・ 連休中もギリシャ問題に揺れた為替・株式相場。 先週末の「EUとIMFがギリシャへの協調融資で合意」 というニュースも、“周辺国への波及” を意識するネガティブな発想に、ユーロ売りの気配は変わらず。 またドル円は、ユーロドルに引っ張られ、2日間にわたって “95円台トライ” も 「ちょうど」 を付けることなく撃沈、次の局面までオアズケ。
ところで、もしもギリシャに天然資源があったら、財政再建も容易なのにネ ・・・ 「欧州諸国に比べて消費税5%から引き上げ余地がある日本」 とはいえ、日本もギリシャ同様に資源国でないだけに、“あすは我が身” とならないように、今から先手の対策を講じてほしいとこ。
◆連休前ときょうまでのマーケット推移:
   ◇28日(17:00)     ◇30日(17:00)  ◇06日(10:55)
USDJPY= 93.25-28 ……….. 94.17-19 ….. 93.80-85
EURJPY= 122.99-03 ……… 125.17-21 … 120.40-45
GBPJPY= 141.95-00 ……… 144.70-75 … 141.85-90
EURUSD= 1.3187-90 ……… 1.3292-94 … 1.2830-35
日経平均終値= 10,924.79 … 11,057.40 … 10,709.15
TOPIX終値= 977.64 ……….. 987.04 …….. 958.39
◆.。・+゜゜+・。 きょうの注目イベント 。・+゜゜+・。.◆
SWISS 16:15 4月消費者物価指数
UK 17:30 4月PMIサービス業
DUT 19:00 3月製造業受注
EU 20:45 ECB政策金利
EU 21:30 ECB総裁会見
CAD 21:30 3月住宅建設許可
US 21:30 Q1非農業部門労働生産性 / 新規失業保険申請件数
US 22:30 バーナンキFRB議長講演
CAD 23:00 4月Ivey購買部協会指数
US ガイトナー財務長官議会証言 ・ シカゴ連銀総裁講演
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (05日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (10:55)
USDJPY = 94.60-65 ⇒ 93.80-85 ⇒ 93.80-85
EURJPY = 122.50-55 ⇒ 120.20-25 ⇒ 120.40-45
GBPJPY = 143.20-25 ⇒ 141.65-70 ⇒ 141.85-90
EURUSD = 1.2945-50 ⇒ 1.2810-15 ⇒ 1.2830-35
◇ 日経平均株価(11:00): 348.25↓3.15%の10,709.15円。 TOPIX: 28.65↓2.90%の958.39。

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◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[06日朝のBlog] ―― 大相場の予感…オージーに買い妙味 ――
ユーロは対ドルで1年2カ月ぶりの安値水準 ・・・ 緊縮政策に反発するギリシャのゼネスト騒動を見れば、「本当に財政再建はできるの?」 とマーケットが不安を覚えるのも当然か┐(´.`)┌
また、ポルトガルのソブリン格付けを見直す(Moody’sはもちろん引き下げ方向)との発表が、GPS(ギリシャ, ポルトガル, スペイン)に追い討ちをかけ、マーケットにリスク感を増幅させ、GPS国債のCDSのプレミアムが上昇で、株売り・ユーロ売りが加速 ・・・ まあそれでも、7日に支援国であるドイツで国会承認されれば、沈んだユーロも落ち着きを取り戻すかも(?)
そして肝心の “円” は、米軍移設問題を巡る政府の珍奇ぶり・参院選・財政問題が意識され、対ドルでパッとせず、対欧州通貨ではかろうじてドルの堅調ぶりに引っ張られる展開。 “健全性” がマーケットの新たなテーマに向かうなか、この先マネーの移動でオージーやカナダドルにも買い妙味が出てくるのかな(?)
さて、4月全米雇用リポートは非農業部門雇用者数が市場予想以上に増加、4月ISM非製造業景況感指数は横ばい ・・・ 週末のメインイベントはどちらに転んでも、大相場になりそうな予感。 そうそう、今夜の EU ECB総裁会見@21:30、US 新規失業保険申請件数@21:30、さらに UK 「13年ぶりの政権交代」が注目される英総選挙の投票結果も見ものですネo(^-^)o


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