データが語るユーロ没落劇 (2)


政治不安や地政学的リスクが意識されたにもかかわらず、きょうも買われた円 ・・・ その対極で、逆相関な動きを示すユーロ。
“第2の基軸通貨” と、ちやほやされてきたユーロに、うぬぼれがあったのか? おごりがあったのか? ・・・ 結果的に、過大評価され過ぎてたとしか思えないユーロの急落ぶりをデータで見ると、99年1月ユーロ導入以来のユーロと円絡みのレンジは:
EURJPY= 88.93(10/26/00) ~ 169.97(07/23/08)
EURUSD= 0.8228(10/26/00) ~ 1.6040(07/15/08)
USDJPY= 84.82(11/27/09) ~ 135.20(01/31/02)
いまのユーロ水準ってどんなものかと、単純にレンジ幅を2で割って、きょう17時の為替レートと比較してみると:
      1/2   17時のユーロ水準
EURJPY= 129.45 ⇒ 109.80-84
EURUSD= 1.2134 ⇒ 1.2237-38
USDJPY= 110.01 ⇒ 89.73-75
こんな数字をみると、単にリスク回避のユーロ売りとかいうだけじゃないのでは!? “リスク通貨” になり下がったユーロの “復活” って、あり得るのかな? ・・・ ユーロ下落に伴って、通貨ユーロよりもドイツの景気回復で 「マルク」 復活の可能性の方が高いんじゃないかって思えてきちゃいます。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (24日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:40)
USDJPY = 90.22-24 ⇒ 90.25-30 ⇒ 89.73-75 ⇒ 89.40-45
EURJPY = 112.48-52 ⇒ 111.60-65 ⇒ 109.80-84 ⇒ 109.10-15
GBPJPY = 130.50-55 ⇒ 130.15-20 ⇒ 128.25-30 ⇒ 128.00-05
EURUSD = 1.2467-69 ⇒ 1.2370-75 ⇒ 1.2237-38 ⇒ 1.2195-00

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