あすからのミセス・ワタナベは?


FXへの証拠金倍率(レバレッジ)規制導入で、「どんな影響をもたらすのか?」 ・・・ 日経朝刊 『ミセス・ワタナベの夜9時』は、「(レバレッジが)50倍を超える倍率の利用者は15%にすぎず、FXの取引額はかなり縮小する可能性があるが、投資家の激減を招くわけではなさそう ―― 高倍率の人は数は少ないとしても、ひとり当たりの売買額は大きく、取引額は2~3割減る可能性もあり、相場に影響が出るかもしれない」 との見方を示してました。
また、「FXでは外貨で買いの持ち高が売りより膨らむ傾向にあって、2004年春以降、政府が円売り介入を手掛けなくて済んだ一因になっていたといわれる。 倍率が抑えられ、外貨の購入が減ると、円相場が上がりやすくなるだけに注意が必要」 とも。
・・・ 7月末からの「ドル安・円高」局面と相まって、ドバイ・ショック直後の1ドル=84.82円(09年11月27日)という節目を狙い撃ちする仕掛け筋が現れたとき、これまで最前線で対抗してくれた味方勢力(FXトレーダー)を失おうとするなかで、「04年4月以降76カ月連続で介入額ゼロ」の政府・財務省は、どんな戦法で防戦するんでしょうネ(*’-^)☆

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[01日あさのBlog] ―― FX投資家に「対象外」解消を! ――
きょう、ついに 「FXレバレッジ上限50倍」 が施行されましたね(>_<)  保有するポジションへ当該規制を反映させるタイミングは各社ばらばらのようだけど、このレバレッジ規制の件はすでに何回ともなくBlogしたので、今朝はこのトピックよりも多くの個人投資家が関心を寄せる“一体課税”についてBlog!
きょうの日経ヴェリタスによると・・・
“取引所と店頭” では、「税制面での不利益が大きく、改善を求める声が強い」
(A)取引所 ・・・ 他の所得から切り離す申告分離課税が適用され、税率は一律20%。 確定申告すれば、損失を翌年以降3年間繰り越しできる。
(B)店頭取引 ・・・ 雑所得とみなされる、他の所得と合算して最大50%の累進税率がかかる。 損益通算が認められるのは、公的年金や講演料といった雑所得同士のみ。 損失の繰り越しも認められていない。
・・・ この相対する2つの税制に対し、なんと「77.3%が課税に不公平感を抱いている」(out of7,748人: *矢野経済研究所@6月中旬)。 ということは、それだけ税制改正を多くのFX個人投資家が望んでることの裏返し!
さらに、「株式や投資信託と損益を通算できる金融所得の一体課税を求める投資家は少なくない。 金融庁は7月30日に第1回の『金融税制調査会』を開催 ―― だが、株式の譲渡益・配当への軽減税率を維持できなくなる可能性もある一体課税は見送られそうな情勢。FX投資家の声よりも株式投資家の利益が優先されるのだろうか――」(日経ヴェリタス/一部抜粋) ・・・ (a)取引会社の絞り込み (b)天下り先への利益誘導 のためか?! と勘繰られても仕方ないこの不公平税制だけど、FX個人投資家はレバレッジ規制を受け入れたのですから、一体課税拡大をいち早く実践してほしいですネ(^o^)/
(*) http://www.yano.co.jp/press/press.php/000629


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