“もてあそばれる”円相場の逆鱗!


「過度な為替変動は好ましくない」・・・ 言ってる張本人たちが、実は元凶!? ・・・ まず、そもそも23日ともいわれる菅首相と白川日銀総裁の会談は 「あるのか ・ ないのか?」、「円高阻止の本気度は本物なのか ・ それともポーズだけ?」、「ドバイ・ショック時同様に、会談には日銀が首相に手土産を持参はある ・ ない?」
・・・ 憶測だけが先行して飛び交い、真相は不透明┐(´.`)┌ そこへきょうは朝から産経新聞(*)の 「日銀、資金供給拡大へ 10兆円増視野 円安誘導図る」 報道に円売りで反応したマーケットは、さらに 「日銀が午後に臨時金融政策決定会合を開くのでは?」 という単なる “噂” も流れ、円売り加速(85.40~92)\(+×+)/
夕方には実態のある UK 17:30 7月小売売上高 でいい数字が飛び込み、ポンドは対円でも急反発と見どころもあったけど、“真夏の怪談か”(?) と思わせる円相場をもてあそぶ “会談” は、マーケットの逆鱗に触れ、これまでに報道されてる円高対策だけでは、きっと 「円高トレンドを反転させることは無理(〇ο〇)」 と断言しちゃいましょうか|( ̄3 ̄)|
さて、今夜このあとの注目イベントは:
CAD 21:30 7月景気先行指標指数 / 6月卸売売上高 でCAD堅調か?
US 21:30 新規失業保険申請件数
US 23:00 8月フィラデルフィア連銀指数 / 7月景気先行指標総合指数
US 25:30 「日本型デフレ」論文で話題になったセントルイス連銀総裁講演
(*) http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100819/fnc1008190131000-n1.htm
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (18日17:00) ⇒ (09:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:00)
USDJPY = 85.47-48 ⇒ 85.45-47 ⇒ 85.77-78 ⇒ 85.50-55
EURJPY = 109.78-82 ⇒ 109.33-37 ⇒ 109.72-76 ⇒ 109.80-85
GBPJPY = 132.60-65 ⇒ 132.95-00 ⇒ 133.10-15 ⇒ 133.75-80
EURUSD = 1.2844-45 ⇒ 1.2795-96 ⇒ 1.2792-94 ⇒ 1.2840-45
◇ 日経平均株価終値: 122.14△1.32%の9,362.68円。 TOPIX: 8.75△1.05%の843.98。

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[19日午前のBlog] ―― 円はまだまだ割安(30%)水準? ――
手掛かり難から方向感に乏しい為替相場が続いてますネ。 この状況を「幕あいつなぎ」と表現するようですが、こういう場面では主要通貨以外の通貨(CADなど)が軽快な動きを見せやすいってことですのでお気をつけて(*゚ー゚*)
ところで、ちょっと面白い見解を目にしました! ・・・ 「日米の過去の消費者物価指数(CPI)の推移(*)から 『1ドル=85円は1995年当時では125円程度の水準に相当する』」 と指摘する市場関係者も。
「市場の円先高観は強い。 米欧がドルやユーロの下落を事実上容認し、“真夏の我慢大会” のように円高が続いている」(日経・社説)・・・ このステージも今年の残暑もあともうちょっとは続きそうで、新たな材料が出るまで円相場も体感的にはジワジワと円買いトライかな(^_-)☆
(*) 貿易相手国ごとの取引比率を加味し、物価変動を調整した「実質実効相場」でみた場合、15年前に比べてまだ3割円安(日経)
【追記】 日銀は「昼過ぎにも緊急会合を開催」っていう噂が出てるようですネ(*’-^)☆ さて、どんなドラマの展開が見られるんでしょうねo(^-^)o


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