85円でもおかしくないのに、なぜ83円?


週末も来週も “金利にご注意” っていうお話です! ・・・ 「日米の金利差が急拡大+日米の株高」などの要因で、きょうの東京市場では一時1ドル=84.29ワンタッチ。
日米の金利差にスポットを当ててみると、金融政策と連動が高い日米2年物国債の金利差が、「現状の金利差(9日時点で0.43%)は85円台まで下落」(日経) の水準らしいのです。
ただ、それにもかかわらず84円ちょうどを挟んでの動きは、中間期決算を控えて国内輸出企業の円転に加えて、「中国の利上げ観測台頭」 にあるようです。 きのうBlogした 「来週に予定されてた8月の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)、小売売上高などの発表が、“11日に前倒し”」 っていうニュースが起点。
週末にずらしたことが 「利上げ = 金融引き締め観測」 浮上ってことらしく、円買い要因に! 「利上げの可能性は低い」 とはいえ、やっぱり下手なポジションを今週末にキャリーオーバーするのはリスキーかもネ!?
さらに来週は、民主党代表選(14日)の結果次第で、菅さん続投なら “金利低下”、小沢さん勝利なら “金利上昇” っていう見方があるようですよ!
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (09日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00)
USDJPY = 83.64-65 ⇒ 83.75-80 ⇒ 83.92-95 (83.81~84.29)
EURJPY = 106.05-09 ⇒ 106.35-40 ⇒ 106.91-95
GBPJPY = 128.90-95 ⇒ 129.25-30 ⇒ 129.75-80
EURUSD = 1.2679-81 ⇒ 1.2690-95 ⇒ 1.2737-40 (1.2643~1.2740)
◇ 日経平均株価終値: 140.78△1.55%の9,239.17円。 TOPIX: 6.88△0.83%の833.72。

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