FXのNo1も処分! レートはファームプライスが唯一


人民元が対ドルで大幅上昇! ・・・ 基準値となる中間値は1ドル=6.7625元と最高値更新! ただ、8月貿易黒字が前月比で減少し、しかも本来なら 「クリスマス商戦に向け例年は輸出がピークに向かうこの時期の減速で、人民元の今後の一段高には懐疑的な見方が市場で多い」(日経)
一方で、あすの8月の経済指標の発表を控え、「物価上昇圧力を示す内容であれば人民銀の利上げ観測を高め、金利差に着目した元買い/ドル売りを加速させかねない」 ・・・ 週明けは人民元絡みで影響を受けかねない円相場にご注意を!
ところで、FX業界最大手も “為替レート誤配信” で金融庁から業務改善命令を受けたようですネ(>_<) ・・・ 「『ユーロ/円』の取引において市場実勢と大幅に乖離したレートを配信」(金融庁ホームページ http://www.fsa.go.jp/news/index.html)
・・・ その背景の詳細は分からないので、ここでは別の角度から一般論として、FX業者が提示するレートについて “そもそも論” ・・・ そもそも、FX各社が競うようにスプレッドの縮小や固定してることには無理があるんですよネ!  その極端でいい例が、きのうBlogした 「『介入だ~あ!』 現場の再現」 の主役・市場介入(intervention)で、円売り介入の際にはオファー(offer)はそうそう出てこない(+。+) っていうこと。
インターバンク市場では、ファームプライス(firm price/実際にある・存在するレート)のみがプライスコート(price quote/プライスを提示)されてるのに対し、FX取引のプラットフォームには、インターバンク市場でもファームになっていない “bid-offer” が、しばしば表示されてるんだから(*'-^) ・・・ スプレッドの固定化なんかそもそも無理なのに、あるように見せかけてるFXのプライス構成に問題があるのでは┐(-_- )┌
もちろん、金融機関から直接プライスフィード(feed)されてるレートもあるだろうけど、無理やりスプレッド固定のためにつくられてるレートもあるから、実際にファースト・ヒット(first hit/一番手のクリック)しても入らない(約定しない) んだよね!
… ってことで、そろそろスプレッドの縮小競争は止めた方がいいし、プライスはいつでも固定で提示されてるもの、っていう希望的想いは早く捨てた方がいいかもよ(^_-)☆
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/NYK Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
     (09日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:40)
USDJPY = 83.64-65 ⇒ 83.75-80 ⇒ 83.92-95 ⇒ 84.20-25
EURJPY = 106.05-09 ⇒ 106.35-40 ⇒ 106.91-95 ⇒ 107.10-15
GBPJPY = 128.90-95 ⇒ 129.25-30 ⇒ 129.75-80 ⇒ 129.80-85
EURUSD = 1.2679-81 ⇒ 1.2690-95 ⇒ 1.2737-40 ⇒ 1.2710-15

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