円に「地政学リスク」?でも83円へ


夕方、「Moody’sがアングロ・アイリッシュ銀行(アイルランド)の長期債務格付け」 の昨日の今日につけ込んだ、イヤらしい 「スペイン国債の格下げ」 の噂もあって、ユーロが売られたけど、そのあとの反動の方が大きく振れちゃいましたネ(; ̄O ̄)
ユーロに関しては昨年末以来、欧州の金融システム不安ややソブリンリスクを材料に下落基調にあって、初夏からは 「自国通貨安は国益」競争の激化で、ユーロに買い戻しの兆候が見られてるけど、ここでまた 「ユーロ売り」材料を探る展開か? とも勘ぐっちゃいました\(+×+)/
そんな中、極狭レンジ(USDJPY=84.05~35)で推移する “円” はというと、「尖閣」 と 「権力世襲」 という隣国情勢が “地政学リスク” 含み(?) っていう見方が出てるようですね(>_<) ・・・ この緊張を意識させる外的要因が、好いのか・悪いのか(?) 微妙だけど、円もまだまだ自国通貨安競争からドロップアウトしてないようですネ┐(´.`)┌ ただ、ドル円は再び84円割れ接近中!
でも、「“有事のドル買い” 過去の話で、いまは逆に “リスク回避で高金利通貨が売られる” ―― 先は極めて読みにくいが、(小動きで推移する円相場の)今は、様々な事態を想定して売買のシミュレーションをしておくまたとない機会なのかもしれない」 という日経のアドバイスは、わたしの中にはすんなりとインプットされました(б。б)☆゛
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
     (27日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:00)
USDJPY = 84.15-18 ⇒ 84.25-30 ⇒ 84.20-22 ⇒ 84.05-10
EURJPY = 113.26-30 ⇒ 113.35-40 ⇒ 112.86-90 ⇒ 113.10-15
GBPJPY = 133.10-15 ⇒ 133.40-45 ⇒ 132.95-00 ⇒ 133.30-35
EURUSD = 1.3457-59 ⇒ 1.3450-55 ⇒ 1.3404-06 ⇒ 1.3450-55
◇ 日経平均株価終値: 107.38▼1.12%の9,495.76円。 TOPIX: 6.65▼0.78%の842.65。

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[28日昼のBlog] ―― 「短観」待ち? ――
お昼時だというのに、雨音が雷と共に大きくなり始めちゃいましたネ(>_<) そうかといって、小幅で方向感なく推移する為替相場を眺めていても面白くないし、どうしようか┐(´.`)┌? … 唯一の注目は、きょうのドル円レンジはいかほど?(きのうは27銭)
◆「FRBは11月2-3日のFOMCで追加緩和」 ⇒ 「FRBの国債購入はあっても小規模」(Wall Street Journal*)
◆「日銀、次回会合で追加緩和協議」 ⇒ 「日銀はあすの “短観” を判断材料に、10月4-5日の金融政策決定会合、もしくは “展望リポート” の公表にあわせ、28日の決定会合で金融緩和」(日経)
・・・ すっかりマーケットの関心は 「金融政策の方向性」 に関心が集まってるようですネ! ちなみに、“介入” については、(1)12月までオアズケ (2)日銀の追加緩和とダブルで実施してより効果的なリアクションを狙う(!?) っていう説もあり、介入警戒感はなかなか解けそうにないですネ(; ̄O ̄) ・・・(略)


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