大型連休も終わって、あすはVacationモードから再びいつもの日に戻れるか、ちょっぴり不安な日曜の夜! … まずは、マーケットモードに慣らすために1週間を振り返ってみることに：
　　　　　2日（NY） ⇒　6日（NY）
USDJPY =　81.20-25 ⇒　80.60-65
EURJPY = 120.40-45 ⇒ 115.45-50
GBPJPY = 135.25-30 ⇒ 131.95-00
EURUSD = 1.4825-30 ⇒ 1.4315-20
NYダウ = 12,807.36 ⇒ 12,638.74
Nasdaq = 2,864.08　⇒ 2,827.56
原油　　= 113.52　　⇒ 97.18
GOLD　 = 1557.1　　⇒ 1491.6、一時1577.4と最高値更新（2日）
　　　　　2日（終値）⇒　6日（終値）
日経平均= 10,004.20 ⇒ 9,859.20
・・・ そして、4年間の円相場の推移を確認すると：
2008/4/28 ⇒ 5/7　USDJPY=104.15 ⇒ 105.00　　EURJPY=163.05 ⇒ 162.75
◇08/4/30　FRBはFF金利の誘導目標を0.25％引き下げて年2％と決定
2009/4/28 ⇒ 5/7　USDJPY= 96.40 ⇒ 98.91　　EURJPY=126.75 ⇒ 131.09
◇09/5/1　クライスラーが連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請
2010/4/28 ⇒ 5/6　USDJPY= 93.25 ⇒ 93.59　　EURJPY=122.99 ⇒ 119.76
◇10/4/28　S＆Pがギリシャとポルトガル、スペインを格下げし、名付けて “GPS” と新造語が誕生
2011/4/28 ⇒ 5/6　USDJPY= 81.50 ⇒ 80.60　　EURJPY=120.80 ⇒ 115.45
・・・ 今年の大型連休中にビック・ニュースといえば … FOMC後のバーナンキFRB議長の “初会見”（4月27日） 「FF金利は超～低い水準で長期間（extended period）に!」 が尾を引いてドル売り先行も、「国際テロ組織の指導者が死亡」（2日） っていうニュースが飛び込み、ここから流れがちょっぴり変化!
トリシェECB総裁はECB理事会後の記者会見（5日）で、ユーロ高に懸念を示し、また継続的な利上げに言及せず … そして、4月雇用統計（6日）はポジティブサプライズを演出し、〆はドイツ誌（Der Spiegel）が 「ギリシャがユーロから離脱」 の可能性を報じて 「ユーロ売り／ドル買い」 加速でTo be continued!
ドル円は、一時79.57（5日）と協調介入以来の80円割れ! … 円高の流れの中で、“レートチェック” の噂が出たり、それに対して財務相が滞在中のハノイから「ドルの弱さ」 が起因で、「3月18日の（協調介入）時とは違う」 発言で介入警戒感が薄れちゃったりと、マーケットは 「質への逃避」 を意識した大型連休中の外為市場でしたネ!
・・・ “前と後” でちょっぴり変わったマーケットの景色! ってことで、今週の気になるイベントチェック!
【09日】
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨
15:00 3月貿易収支
【10日】
11:00 4月貿易収支
23:00 3月卸売在庫
3年物国債入札
【11日】
08:50 外国為替平衡操作の実施状況（日次ベース1～3月）
11:00 4月消費者物価指数 / 小売売上高 / 生産者物価指数 / 鉱工業生産
17:30 3月貿易収支
18:30 BOE四半期インフレリポート
21:30 3月貿易収支
10年物国債入札
【12日】
08:50 3月貿易収支
10:30 4月失業率
15:00 4月工作機械受注
17:00 5月ECB月報
21:30 新規失業保険申請件数 / 4月生産者物価指数 / 4月小売売上高
23:00 バーナンキFRB議長が上院銀行委員会公聴会で証言
30年物国債入札
【13日】
15:00 Q1GDP
17:00 トリシェECB総裁が講演
18:00 Q1GDP
21:30 4月消費者物価指数