「レバレッジ25倍」まで2カ月半に!


「FXの規制強化まで3カ月を切った」 ・・・ 思い出したくない話題が、『FX証拠金倍率25倍の効果は』 っていうタイトルで日経ヴェリタスに掲載されてました。
この規制の趣旨は、「『過度に投機的な売買』 がもたらす危険から個人投資家を守るため、証拠金倍率の上限を 50倍⇒25倍 に下げる」 っていうもので、わたし的には未だ疑問を持ち続けてるけど、ここに至っては、決まっちゃってることは 「しょうがない」 とアキラメ気分も ・・・ってことで、「この措置によって、リスクがどの程度小さくなるのか?」 日経ヴェリタスは、16年ぶりに円の最高値を更新した3月17日の円急騰で “検証”
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朝6時過ぎ、たった20分間に円は対ドルで3円以上も急騰 ―― ロスカットが働かず、(一部で)損が元手を上回る規模に膨れ上がり、(その)証拠金を上回る顧客の損失分は“未収金”(16億円)と呼ばれ、業者がいったん立て替えた。
では、25倍(相場が4%超変動しない限り評価損は証拠金を上回らない)だったら ―― 3月17日のドル円の下落率は、「79.60⇒76.25」 と約4%。 倍率が25倍以下になっていれば、16億円もの未収金が発生することはなかった。
そもそも金融庁が上限を25倍にしたのも、過去のデータから為替相場が1日最大4%程度までは動く可能性があると判断したため。(ある意味)この “相場感” が妥当だったことを示したが、25倍の上限にそれ以上の意味はない ―― 大半の元手を失うような事態は、規制強化後も起こりうる。(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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・・・ ちょっとひねくれた見方をすれば、未収金の発生を回避する “業者保護” のための 「効果」 にも思えちゃう。 8月1日以降のFX個人動向に変化は見られるか? 注目ですネ!
ちなみに、もう一つの記事 『ミセス・ワタナベは死なず』 では ・・・ 「ヘッジファンドがロスカットを誘発させたという “ミセス・ワタナベ狩り” 説を訴える向きもある。 3月の円キャリー額は前月比64%減と、いったんは『ミセス・ワタナベは死んだ』とさえ言われた。 それでもFX投資家の復活は早かった。 足元でドルの買い建て玉は、3月16日の過去最高水準に迫りつつある――」・・・ “主要プレーヤー” にまでのし上がったFX個人のトレーディングスタイルにも、成長とともに変化があっていいのにネ!

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◇レバレッジ規制に関連した過去のブログの一部:
・「FXレバレッジ規制まで3週間!」 07/11/2010UP
・「金融庁に異見―「FXは投機」との法改正に反対です」 04/24/2009UP
・「個人も知っておきたいFXへの規制のワナ?」 02/08/2009UP


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