2人主役も今週は「リバウンド相場」に?


今週の2大イベントといえば 「米6月雇用統計 と ECB総裁の記者会見」 ・・・
まず、雇用統計について日経ヴェリタス『米雇用 見えない夜明け』 は、「6月の予想は非農業部門雇用者数は+8万人(9カ月連続でプラス)、失業率は横ばい ―― 市場予想を少しでも下回れば市場のムードは再びリスク回避の方向に傾きかねない」
ちなみに、前回・5月の非農業部門雇用者数は前月比+5.4万人と市場予想の1/3、失業率も9.1%と前月比で0.1ポイント上昇 ・・・ 主な原因に “ミスマッチ” もあるようだけど、「今年1-5月の平均では+16万人、豊富な移民などで労働力人口が年1%増加の米国では、失業率を低下させるために+12~13万人の雇用を生み出し続けなければならないとされる」
さらに、来年は米大統領選イヤー! 「選挙の実施月に失業率が7%を越える大統領は再選できないというジンクスがある」 ・・・ 雇用情勢に改善がなければ再選が危うくなるだけに、オバマ大統領もそのうちに本腰を入れるかもネ! そのときはきっと円高へ(?)
そして、任期があと4カ月となった “市場の人気度 No1” トリシェECB総裁の記者会見 ・・・ 「7日の理事会で政策金利引き上げ(△0.25%)の決定を疑う人はまずいない。 6月の消費者物価上昇率も2.7%と物価安定の基準となる2%を上回る水準。
―― 注目は2つ! (1)トリシェ総裁がギリシャ危機の先行きにどんな判断を示すか? (2)域内の物価・経済の今後の展開をどう説明し、その次の利上げ時期に何らかのヒントを残すか!?」(日経ヴェリタス『ECB 悩むは利上げの先』)
・・・ ってことで、『今週のFXアウトルック』 は、名付けて “2人主役の相場”! 2大スターの公演が週後半に組まれたプログラムで、マーケットは思惑がらみに予測不能な展開を誘発するかもネ!? そして、◆6月雇用統計は、先月のリバウンドでいい数字が出て、ドル買い先行も、一転リスク選好で「ドル売り・円売り」(?) ◆ECBの利上げでまずはユーロ買い先行も、次回の利上げを会見から読み取れず、ユーロ売りへ反転(?)

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