“嵐の前の静けさ?”　 週末の東京市場は、ドル円のレンジ「16銭」（81.21~37／日銀）・・・ “米6月雇用統計” を控えた、いつもながらの光景とはいえ、ひどすぎですよネ!
（1）トリシェECB総裁の「インフレリスクを懸念」した昨夜の会見から「ECBは年内にもう一回利上げ」　（2）先行指数となる雇用関連の数字が良かったことで、今日も「いい数字が飛び出す」・・・ っていうムードがマーケットに漂ってるけど、今夜の数字は：
6月雇用統計（労働省）　市場予想（前回の結果）：
・非農業部門雇用者数　＝　前月比＋10.5～＋14.0万人（＋5.4万人）
・失業率　　　　　　　＝　9.1％（9.1％）
・民間部門雇用者数変化＝　前月比＋13万人（＋8.3万人）
・製造業雇用者数変化　＝　前月比＋0.5万人（－5000人）
・政府部門雇用者数　　＝　8カ月連続で減少（－2.9万人）
・・・ こんな市場予想も、「ADP全米雇用リポート ≠ 労働省の雇用統計」 と必ずしも結果は一致しない傾向にあるし、むしろ “逆” のサプライズな結果を幾度となく経験してるだけに、前回に続いて雇用の “ミスマッチ” は改善されず、マーケットの期待を裏切る弱い数字が出ちゃうかも!?　
もちろん、前日に続いていい数字が出れば、長期利回りは上昇し、「ドル買い・円売り」が先行! ・・・ でも、前日のいい数字を受け、市場関係者は非農業部門雇用者数の予想を引き上げてるとか!?　それがアダとなって、中途半端な数字だと「ドル売り・円買い」へ反転する可能性は十分にあり!　今夜は気持ち好く “Yours” を仕掛けたいな(^_-)☆
╋╋　Tokyo/London Financial Market Summary　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(7日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (17:00)　⇒ (19:00)
USDJPY =　80.96-97 ⇒　81.20-25 ⇒　81.33-34 ⇒　81.30-35
EURJPY = 115.73-77 ⇒ 116.65-70 ⇒ 116.45-49 ⇒ 115.85-90
GBPJPY = 129.57-62 ⇒ 129.80-85 ⇒ 129.85-90 ⇒ 129.60-65
EURUSD = 1.4295-96 ⇒ 1.4360-65 ⇒ 1.4318-19 ⇒ 1.4245-50
◇ 日経平均株価終値: 66.59△0.66％の10,137.73円。 TOPIX: 3.86△0.44％の874.34。