「介入はいつ?」 ・・・ 外為市場でもっかの関心事といえば、この一言だけかも!?　きょうのSNBによるスイスフラン高阻止に向けた 「Target Range 3Mの誘導目標水準の引き下げ」 に気を良くして、政府・日銀も何らかの措置を模索してるようですね。 スケジュール的にも日銀金融政策決定会合（4-5日）の開催を控え、円高阻止に向けて何らかの策を打ち出してくるのかな?!
「財務相は、『介入だけではなく、さまざまな政策パッケージで円高を阻止』 と円高阻止のトーンを強めた ―― 白川日銀総裁も『（円は）史上最高値に近い水準にあり、問題意識を持っている』」（日経） って発言してたけど、すでに投機筋はポジション調整に入ってるっていうし、下手なタイミングでの現ナマ投入では、また一時的な円の売り戻しの場の提供に終わっちゃいそう!?
まあ、「どうしても円売り介入したい」 って、どうせやるなら、サプライズなタイミングじゃないとネ! ・・・ 3月の “1日だけの協調介入” とは違って、今回は数日間にわたる介入っていうのも、有りかもネ!?
（1）今夜にも?
（2）あすにも?（MPCとECB理事会開催に合わせて）
（3）76円ちょうど前後?
（4）日銀金融政策決定会合あと、追加緩和策発表に合わせて?
（5）米7月雇用統計後、NY連銀に委託介入?
（6）週明け早朝、市場関係者がまだ眠い目をこすってる間に?
・・・ でも、現時点で再びスイスフランに買い戻しが入ってるように、通貨当局に為替相場の操作は無理（?） っていうことも、財務相には知っておいてほしいな。
【追記】 @23:00 7月ISM非製造業景況指数は52.7（市場予想53.5） / 6月製造業受注指数は前月比－0.8％と市場の予想通りで、為替相場は反応薄。
╋╋　Tokyo/NYK Forex Market ━━━━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(02日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (17:00)　⇒ (22:40)
USDJPY =　77.22-24 ⇒　77.10-15 ⇒　77.17-19 ⇒　77.00-05
EURJPY = 109.58-62 ⇒ 109.50-55 ⇒ 109.88-92 ⇒ 110.10-15
GBPJPY = 125.75-80 ⇒ 125.70-75 ⇒ 125.80-85 ⇒ 126.20-25
EURUSD = 1.4190-92 ⇒ 1.4200-05 ⇒ 1.4238-40 ⇒ 1.4300-05