データが物語る「75円だあ!」


「スイス国立銀行がスイスフラン高を阻止するため、政策金利である3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の誘導目標のレンジを 『0.00-0.75% ⇒ 0.00-0.25%』 へ引き下げ決定」(日経) や、久々に見たような欧州経済指標のいい数字に、ユーロに買いが入って、クロス円も上昇を見せる欧州市場だけど ・・・ 日銀金融政策決定会合(4-5日)でも、そんな小技を見せるかな?
さて、ちょっと面白いデータをとってみました! 下記の推移、「何だと思います?」
・・・
03年 120.37-40 ⇒ 116.85-90 ▼
04年 110.94-97 ⇒ 109.10-15 ▼
05年 112.08-11 ⇒ 110.55-60 ▼
06年 114.74-77 ⇒ 117.35-40 △
07年 117.85-88 ⇒ 115.80-85 ▼
08年 107.42-45 ⇒ 108.75-80 △
09年  95.00-03 ⇒ 93.10-15 ▼
10年  86.72-75 ⇒ 84.15-20 ▼
11年  77.54-57 ⇒ ?
これ、各年の 『8月の月初(@17:00・日銀) ⇒ 月末(NY終値)』 のドル円レート! ・・・ 半期決算を控えて国内金融機関が利益確定させる利子所得の円転や、今年はFXレバレッジ規制で逆張りの円高抑止力の低下に、夏相場・8月は 『円高・ドル安』 に振れやすい(?) っていう80~90%で推移するこのアノマリー(*)は、今年も踏襲するか!?
さらに来週は、お盆休み前の輸出企業による「ドル売り/円買い」や利払い集中日の15日を前にして、円相場はリアルマネーの流入もあって、円高へとブレそう!? ・・・ 信じた者は救われるのか? 裏切られるのか? それで新たなアノマリーが創り上げるんですよね。
さて、現実的な今夜の注目イベントは・・・
US 21:15 7月ADP雇用統計(市場予想10万人)
US 23:00 7月ISM非製造業景況指数(同53.5) / 6月製造業受注指数(同-0.8%)
(*) アノマリー(anomaly)― 合理的な根拠は乏しいが、不思議によく当たる変則的な現象
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━ ╋╋
     (02日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (19:20)
USDJPY = 77.22-24 ⇒ 77.10-15 ⇒ 77.17-19 ⇒ 77.05-10
EURJPY = 109.58-62 ⇒ 109.50-55 ⇒ 109.88-92 ⇒ 110.35-40
GBPJPY = 125.75-80 ⇒ 125.70-75 ⇒ 125.80-85 ⇒ 126.35-40
EURUSD = 1.4190-92 ⇒ 1.4200-05 ⇒ 1.4238-40 ⇒ 1.4315-20
(一部修正)
◇ 日経平均株価終値: 207.45▼2.11%の9,637.14円。 TOPIX: 17.21▼2.04%の826.75。

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