為替相場は、中休み状態 ・・・ 「米債務上限問題」に振り回されてきた円相場も一段落したことで、ちょっとばかり実体経済に目を向けようと、きょうは手始めにオーストラリアの指標に素直に反応!　オージーは弱い経済指標(*)にAUDJPY=82.45と3月下旬以来の安値圏にタッチ。
(*) @10:30 6月小売売上高は前月比－0.1％（市場予想＋0.3％）
ドルは、Moody’sが目先の米国債格付けに 「Aaa」 のお墨付きを与えたことで、ちょっぴり強気!（Outlookは「negative」） ・・・ でも、米国経済指標も弱い数字が飛び出してるだけに、景気回復の鈍化が意識され、米長期金利も低下してるし、S＆Pによる格下げ懸念もくすぶってるし、きょうの欧米市場でドル円は再び動き出すかもね?!
ちなみに、このあと @13:30 白川日銀総裁の国会での答弁は、ちょっぴり注目!
╋╋　Tokyo Financial Market Summary　━━━━━ ╋╋
　　　　　(02日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (12:00)
USDJPY =　77.22-24 ⇒　77.10-15 ⇒　77.20-25
EURJPY = 109.58-62 ⇒ 109.50-55 ⇒ 109.50-55
GBPJPY = 125.75-80 ⇒ 125.70-75 ⇒ 125.65-70
EURUSD = 1.4190-92 ⇒ 1.4200-05 ⇒ 1.4175-80
◇ 日経平均株価(11:00): 217.47▼2.21％の9,627.12円。 TOPIX: 17.26▼2.05％の826.70。

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[03日あさのBlog]　―― 米版「やらせ」成立! サプライズなシナリオは… ――
「米債務上限引き上げ法案は上院で可決（74-26）、オバマ大統領が署名し、同法は成立」（日経）・・・ デフォルトは回避されたけど、いかにも与野党対立で同法の成立は危ういという演出で、デフォルトの危機をあおった挙句に、土壇場で危機脱出のオチをもってきた「やらせ」の結果に、為替相場は反応薄（USDJPY=76.97~77.43）。
NYマーケットは、「欧米の債務不安」・「くすぶる米国債の格下げリスク」、そして「景気減速懸念」をあらためて意識、これまでと全然変わってない姿勢で、ドルもユーロも買い戻しに動かず、安全資産の債券やGOLDは堅調、株価は大幅続落(>_<)
さて、この流れを各国の金融当局はどう見てるか!?　今週のBOE/ECB理事会（4日）、そして日銀金融政策決定会合（4-5日） からのメッセージに注目ですネ!
・・・ 面白いシナリオとして、Moody'sは米格下げレースから離脱したようだけど、週末の米7月雇用統計にS＆Pが何らかのアクションをぶつけてきたら、まったく新しい展開の大相場が繰り広げられそう♪