S＆Pがやっちゃいましたネ! ・・・ 「米長期国債の格付けを 『AAA⇒AA＋』に1段階引き下げ」 を発表。　OutlookもNegativeとなった米国債は、「1941年以来、70年間維持してきた “AAA”」（asahi.com） から陥落、週明けの為替・株式・債券相場(*)の景色はどう変わるか?!　この週末に描いてみますネ。
ところで、前夜もちょっとした驚きが見られましたネ! ・・・ もちろん米7月雇用情勢の改善が見られる数字が飛び出したこともそうだけど、それを受けてもドル買い戻しに力強さが見られなかったこと!
ユーロにはいくつかの支援材料(*)があって、ユーロドルは堅調 ・・・ ってとこまではいいけど、ドル円は再びフリーズ相場（?）　　賢いマーケットは浮かれずに、あらかじめS＆Pの動きを予期してたのかな?
ちなみに、「日銀当座預金増減要因と金融調節」（*日銀ホームページ）から、4日の介入額は 「4兆4600億円」!?

(*) 「10年物国債は2.55％、金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りは0.29％」（日経）で終えた債券相場は、どうなる?
(*) 「イタリアが財政再建を従来計画より早めることでEUと合意」・「ECBがイタリアとスペインの国債購入で合意」（日経）
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(05日17:00)　⇒ (06:00)
USDJPY =　78.53-55 ⇒　78.40-45 (78.30~79.10)
EURJPY = 111.18-22 ⇒ 111.95-00
GBPJPY = 127.90-95 ⇒ 128.60-65
EURUSD = 1.4158-60 ⇒ 1.4280-85 (1.4133~1.4298)
USDCHF = 0.7579と最安値更新
◇ ダウ工業株30種平均終値: 60.93△0.54％(11,444.61)。 ナスダック: 23.98▼0.94％(2,532.41)、10年11月30日以来の安値水準。 S&P500: 0.69▼0.06％(1,199.38)、10年11月30日以来の安値水準。 FTSE百種総合株価: 146.15▼2.71％(5,246.99)、10年8月末以来の安値水準。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近09月物終値: 86.88ドル/バレルと小反発。 金COMEX12月物終値: 1651.8ドル/tozと続落。