FOMCの「タカ派」はマトモ


債務問題の解決に乗り出そうとした独仏首脳も、スイス高阻止に動いたスイス中銀のいずれの画策も不発に終わっちゃって、マーケットをなだめるどころか、マーケットからは期待ハズレと見下されちゃいましたネ!
・・・ それでも、「欧州財政問題が小康状態のうえ、米国債格下げをきっかけに広がった運用リスクを回避する動きもやや緩和」(日経) で、大崩れしなかった欧米の株価と債券相場に助けられ、クロス円は堅調に推移。
ところで、いわゆるタカ派のダラス連銀総裁やフィラデルフィア連銀総裁だけど:
・「差し迫った物価上昇圧力は懸念していない」
・「さらなる追加緩和をほのめかすことは賢明ではない」
・「米経済停滞は、金融政策のせいではなく、連邦債務上限の引き上げに伴う議会内の政争や、財政赤字縮小のための引き締め策が不透明で、企業や消費者が経済の先行きに明らかな不安を抱いているため」
・「政府や議会は早急に財政再建政策を示すべき」
・「FOMCは極端に悲観的で、先走りすぎている」
(日経/一部抜粋)
・・・ そんな前日の発言を聞くと、「確かに!」 って気もしてくるし、マーケットはQE3をはやしたり、FRBにプレッシャーかけすぎかも(?) って、かわいそうに思えてきちゃいました(*’-^)  先のFOMCで 「超低金利政策を2013年半ばまで継続の方針」 に反対票を投じたミネアポリス連銀総裁も含めたこの3メンバーのマトモな発言は、これからもマークしていこうかな(^_-)☆
ちなみに、訪中してる米副大統領と中国の協議から発信されるドルや米国債を巡るメッセージにも、今日は注目ですネ!
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━━ ╋╋
     (17日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (10:00)
USDJPY = 76.59-61 ⇒ 76.55-60 ⇒ 76.60-65
EURJPY = 110.21-25 ⇒ 110.45-50 ⇒ 110.45-50
GBPJPY = 125.90-95 ⇒ 126.70-75 ⇒ 126.60-65
EURUSD = 1.4389-91 ⇒ 1.4420-25 ⇒ 1.4410-15
◇ 日経平均株価(09:58): 46.05▼0.51%の9,011.21円。 TOPIX: 4.55▼0.59%の772.10。

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◇ ダウ工業株30種平均終値: 4.28△0.04%(11,410.21)。 ナスダック: 11.97▼0.47%(2,511.48)。 S&P500: 1.13△0.09%(1,193.89)。 FTSE百種総合株価: 26.03▼0.49%(5,331.60)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近09月物終値: 87.58ドル/バレルと反発。 金COMEX12月物終値: 1793.8ドル/tozと続伸。


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