昨日の外為市場は月末らしく、「アジア ⇒ 欧米市場」 で実需と持ち高調整からバタバタ! ・・・ 米経済指標で悪くはなかった数字が出て、買われたドル。
・・・ それに対してユーロは 「ギリシャがEU脱退/今年の赤字削減は未達成」 報道で軟調。 さらにLDNfixでは、円が対ドル(76.84⇒42)とポンドに対して急激に買い戻されるなど、8月相場にふさわしい〆を演じましたネ。
そして9月相場入りした午前中の東京市場で、ドル円は一時77円台、クロス円も上昇、株価は続伸し9000円台乗せ! ・・・ リスク選好の局面も見られたけど、それも一服。 このあと一夜明けた欧米市場では、こまごました経済指標の数字とギリシャ絡みで、再びユーロドルにつられて円相場は推移するのかな?
さて、7月28日~8月29日の為替介入額は「4兆5129億円」(*) ・・・ 1日当たりの介入額(日次ベース)は11月上旬の公表までオアズケだけど、単独介入した当日・4日のドル円は 「77.10⇒80.25」 と跳ねたものの、19日には75.95ワンタッチと円の最高値を更新!
・・・ まあ、米国債の格下げ(5日)やFRBが異例の低金利政策を13年半ばまで継続と発表(9日)もあって、介入効果が薄れたのは当局にとって不幸だったけど、それにしても、現在の水準を見れば一目瞭然、タイミング的に無意味な介入でした┐(´.`)┌
ちなみに、現在、新財務相に岡田前幹事長が有力っていう報道もあるけど、見た目、円高阻止って決め込んだらとこトン介入しそう(?) でも、わたし的には、岡田氏の 「“財政規律” に真っすぐ」 を市場が好感、円買い要因につながればいいな(^_-)☆
++—–++ 8月のマーケット推移 ++—–++
【01日17:00】 ⇒ 【31日NY終値】
USDJPY 77.54-55 ⇒ ▽ 76.60-65
EURJPY 111.57-61 ⇒ ▽ 110.10-15
GBPJPY 127.45-50 ⇒ ▽ 124.50-55
EURUSD 1.4388-89 ⇒ ▽ 1.4370-75
【01日終値】 ⇒ 【31日終値】
日経平均 9,965.01 ⇒ ▼ 8,955.20
人民元 6.4399 ⇒ ▽ 6.3782
【01日NY終値】⇒ 【31日NY終値】
NYダウ 12,132.49 ⇒ ▼ 11,613.53
Nasdaq 2,744.61 ⇒ ▼ 2,579.46
FTSE100 5,774.43 ⇒ ▼ 5,394.53
NY原油 94.89 ⇒ ▼ 88.81
NY金 1621.7 ⇒ △ 1831.7
(*) 外国為替平衡操作の実施状況@財務省
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/feio/data.htm
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━━ ╋╋
(31日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (14:00)
USDJPY = 76.57-59 ⇒ 76.60-65 ⇒ 76.80-85
EURJPY = 110.78-82 ⇒ 110.10-15 ⇒ 110.35-40
GBPJPY = 124.90-95 ⇒ 124.50-55 ⇒ 124.70-75
EURUSD = 1.4467-69 ⇒ 1.4370-75 ⇒ 1.4365-70
◇ 日経平均株価(13:57): 107.76△1.20%の9,062.96円。 TOPIX: 8.60△1.12%の779.20。