「円高容認派」or「円安誘導派」?


マーケットウオッチャーとして気になってた “財務相人事” で、早朝のNHKニュースを見てたら 「岡田氏 入閣見送り」 のアナウンス。 それに対して、YomiuriOnlineでは 「財務相に岡田前幹事長内定」 の速報の赤帯びが踊ってるし、「どっち?」 って朝から悩んじゃいました! ・・・ ときにマスコミの先行報道って、恣意的なものだったのか? 本来知りたかったこととは別に、誤報の真相が気になっちゃいます。
その肝心な財務相に安住氏が就任したけど、「マーケットに精通してる方?」 ・・・ 「強い円は国益」派? それとも 「円高拒否反応」派?  また、「“円安誘導” に腰の据わった方」 なのか? まったくデータがないだけに、気になるとこ。
まずは、新大臣も生き物といわれるマーケットの怖さを知ることになるのか(?) “不用意な発言” に注目ですネ! ・・・ ちなみに、この人事にマーケットは様子見姿勢(?) 円相場は反応薄で、な~んかすごく不気味。
さて、前日のNY市場では、ユーロ圏の経済指標の弱さや欧州の金融システム不安(国債の価値低下による損失拡大)の再燃で、ユーロ売りが優勢 ・・・ 8月は 「米格下げや超低金利の長期化」 を嫌気したドル売り相場だったけど、9月は再び “債務不安” をテーマに、マーケットの目はユーロへと向くのかな?!
そして、今週末のNYは3連休(5日・Labor Day)・・・ その前に「8月雇用統計」@21:30 を今夜に控え、いまのとこマーケットは静かだけど、足元、発表された米経済指標ではいい数字が飛び出してるだけに、(1)ここでも改善が見られるようだと、素直にドル買い先行。 そのあとは “絶好の利食い場” と、一転ドルを売って休暇モード入り?
それとも、(2)ネガティブな数字に、でもユーロは買えないからって、円独歩高!? ・・・ いずれにしても、さっさとポジションをクローズして “TGIF” となるんでしょうね!? 
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━ ╋╋
     (01日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (14:00)
USDJPY = 76.91-92 ⇒ 76.90-95 ⇒ 76.80-85
EURJPY = 109.99-03 ⇒ 109.65-70 ⇒ 109.60-65
GBPJPY = 124.80-85 ⇒ 124.40-45 ⇒ 124.40-45
EURUSD = 1.4301-02 ⇒ 1.4255-60 ⇒ 1.4265-70
◇ 日経平均株価(13:57): 108.37▼1.20%の8,952.43円。 TOPIX: 9.01▼1.16%の769.27。

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