米8月雇用統計の結果、雇用情勢の低迷に景気減速への警戒感から、株価は大幅安、GOLDは大幅反発、債券は買われ（利回り低下）・・・ 数字の発表直後こそ、ドルは “all yours” 先行も、3連休前とあって早々のポジション調整にドル円は膠着!　そしてユーロドルは、欧州の債務懸念から続落。
さて来週は ・・・ 各国の金融政策決定会合があるけど、オバマ大統領がテコ入れを図る雇用・景気浮揚策の発表（8日） も注目!　「歳出削減 vs 雇用創出」 の難しいハンドルさばきと、マーケットに高まるFRBによる追加緩和のコラボレーションが意識されるようだと、“新財務相を試す” 動きと相まって、対ドルで「円買い」の仕掛けが出るかもネ!?
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(02日17:00)　⇒ (06:00)
USDJPY =　76.81-83 ⇒　76.80-85 (76.53~92)
EURJPY = 109.32-36 ⇒ 109.10-15、一時108.85
GBPJPY = 124.40-45 ⇒ 124.55-60、一時124.20
EURUSD = 1.4232-34 ⇒ 1.4205-10 (1.4183~1.4288)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 253.31▼2.20％(11,240.26)。 ナスダック: 65.71▼2.58％(2,480.33)。 S&P500: 30.45▼2.53％(1,173.97)。 FTSE100: 126.62▼2.34％(5,292.03)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近10月物終値: 86.45ドル/バレルと反落。 金COMEX12月物終値: 1876.9ドル/tozと大幅反発。

8月雇用統計（労働省）　　結果　　　　（市場予想）
◇非農業部門雇用者数　＝　前月比±0　　　　（＋6.5～8万人）
◇失業率　　　　　　　＝　9.1％　　　　　　　（9.1％）
◇民間部門雇用者数変化＝　前月比＋1.7万人　（＋9.5～10万人）
◇製造業雇用者数変化　＝　前月比－0.3万人　　（±0）
◇平均時給　　　　　　＝　前月比－0.1％　　　（＋0.2％）
◇政府部門　　　　　　＝　前月比－1.7万人
5日　　NY休場（Labor Day）
6日　　RBA理事会
6-7日　日銀金融政策決定会合
7日　　BOC政策会合
8日　　BOE・ECB理事会
8日　　バーナンキFRB議長の講演
9-10日 G7財務相・中央銀行総裁会議 @マルセイユ