米9月雇用統計のまずまずの数字で景気減速懸念が和らいで 「ドル売り・円売り」 先行も、Fitchの 「イタリアとスペインの長期債務格下げ」(*) で、欧州の債務危機拡大を意識する姿勢へ一変! ・・・ ユーロは再下落し、株価も反落して終えた週末のNY市場。
(*)イタリア「AA－ ⇒ A＋」1段階引き下げ、アウトルックは「ネガティブ」
(*)スペイン「AA＋ ⇒ AA－」2段階引き下げ、アウトルックは「ネガティブ」
・・・ 格下げトレンドにある欧州事情は分かっていても、いざ現実に発表されると相変わらずマーケット反応はいいですネ! ・・・ ただ、すでにS＆PやMoody’sが先行して同格の格付けしていたにもかかわらずこの反応!　さらなる格下げの可能性、そしてベルギーやポルトガルの格下げ見通しを示唆したのがミソだったのかな（?）
FX的には為替相場が動いてくれることに越したことはないけど、それにしても、金曜日でそろそろマーケットも落ち着いたかな（!?） っていう矢先、深夜過ぎにドラマティックな展開が訪れるっていう筋書きはヤダよね!　クライマックスを見届けずに、昨夜はパソコンをシャットダウンしたFX個人も多かったのでは?　残念┌(｡>_<)┘
週明けの月曜日は、日本（体育の日）も米国（Columbus Day）も外為市場は休場だけど、欧州・ユーロ中心で為替相場は平穏に推移とはいきそうにないですネ┐(´.｀)┌
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━ ╋╋
　　　　　(07日17:00)　⇒ (06:00)
・USDJPY =　76.64-66 ⇒　76.75-80 (76.65~93)
・EURJPY = 103.04-08 ⇒ 102.65-70、一時103.86
・GBPJPY = 119.15-20 ⇒ 119.35-40、一時120.00
・EURUSD = 1.3445-47 ⇒ 1.3375-80 (1.3360~1.3525)
◇ NYダウ終値: 20.21▼0.18％(11,103.12)。 ナスダック: 27.47▼1.10％(2,479.35)。 S＆P500: 9.51▼0.82％(1,155.46)。 FTSE100: 12.14△0.23％(5,303.40)。
◇ NYMEX原油先物WTI11月物終値: 82.98ドル/バレルと続伸(△0.39)。 金COMEX12月物終値: 1635.8ドル/tozと反落(▼17.4)。

9月雇用統計（労働省）　結果　　　　　　　（市場予想）：
・非農業部門雇用者数　＝　前月比＋10.3万人　（＋5.5~6万人）
・失業率　　　　　　　＝　9.1％　　　　　　　（9.1％）
・民間部門雇用者数変化＝　前月比＋13.7万人 　（＋9~10万人）
・製造業雇用者数変化　＝　前月比－1.3万人　　（±0）
・政府部門雇用者数　　＝　－3.4万　　　　　　（11カ月連続で減少）