欧州勢「円買い」先行のあとNY市場は…


昨日のEUサミットは、「域内銀行の資本増強策などは合意も、EFSFの機拡充などは26日に持ち越し」 ・・・ 大きな進展が見られず、早朝はユーロ売り先行でスタート。 8時半過ぎには、財務相の円高牽制発言で円はじゃっかん売られ、また14時半過ぎにアジア株が堅調に推移したこともあって、リスク回避後退の流れからクロス円が上昇 ・・・ そんな週明けの東京市場でしたネ。
そして欧州勢の本格参入後は、弱い経済指標の数字が出たりして、円買い優勢に! ・・・ マーケットは欧州情勢に焦点を合わせてるだけに、本邦財務次官などが官房長官を訪ねるパフォーマンス(?)をみせても、欧米市場は 「それで何なの…?」 っていう感じ!?
DUT 10月PMI製造業 / PMIサービス業(16:30)も、EU 10月PMI製造業 / PMIサービス業(17:00)も市場予想を下回り、やっと EU 8月鉱工業新規受注(18:00)でいい数字が出て、ユーロ下落も一服! ・・・ いまのとこ、かろうじて欧州株価のプラス推移もあって、クロス円は落ち着きを見せ始めてるけど…? このあとは:
・21:30 9月シカゴ連銀全米活動指数(市場予想▼0.21)
・21:45 ダドリーNY連銀総裁が講演
・22:00 ダラス連銀総裁が講演
・22:30 ドイツ首相が講演
・26:00 ダドリーNY連銀総裁が講演
・・・ とにかく目先、欧州の懸念材料(ヘアカット率の行方・イタリアの債務問題・EFSFの規模拡大はフランスに格付け不安)には事欠かせない状況だけに、ユーロをロングにすることは避けたいな(*’-^)☆
ところで、今週でLDNはサマータイムが終了し、来週からは日本との時差が「9時間」になっちゃいますネ。 秋の夜長を楽しむ分にはいいけど、間延びしちゃう感覚も┐(´.`)┌ ちなみに、ロシアは冬時間を廃止、通年で時差「5時間」ですって!
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
     (21日17:00) ⇒ (22日06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (19:40)
・USDJPY = 76.70-72 ⇒ 76.25-30 ⇒ 76.23-24 ⇒ 76.15-20
・EURJPY = 105.36-40 ⇒ 105.95-00 ⇒ 105.86-90 ⇒ 105.35-40
・GBPJPY = 121.05-10 ⇒ 121.65-70 ⇒ 121.60-65 ⇒ 121.25-30
・EURUSD = 1.3736-38 ⇒ 1.3895-00 ⇒ 1.3887-88 ⇒ 1.3830-35
◇ 日経平均株価終値: 165.09△1.90%の8,843.98円。 TOPIX: 11.23△1.51%の755.44。

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