ユーロのランディング・スポットは…


「欧州の債務危機回避のための “包括戦略” で26日のEUサミットで合意する見込み」との観測や、「ダドリーNY連銀総裁が追加景気刺激策の可能性に言及」(日経)したこともあって、「ドル売り・円売り」で推移した前日のNY市場。
そして今日の東京⇒欧州市場では、あすのEUサミットを前にしたそれぞれのポジション調整(欧州ではショートカバーのユーロ買い先行)の動きが見られるなか ・・・ イベントに先行して買い戻されるユーロを目にすると、26日は材料出尽くしで利益確定のユーロ売りのストーリーが浮かんできちゃうんだけど!?
なんせ、“合意内容” の概要は銀行やマーケットを納得させるものでないらしいし(*)、ギリシャの “秩序だったデフォルト” というイベントを来年に控えてるとなれば、ユーロはこれから数ケ月、日々上下振動を繰り返しながら、まずはランディング(下落)ポイントを見つけることになりそう\(+×+)/
(*) ◆域内銀行の資本増資額1000億円では不十分? IMFは2000億ユーロ必要と試算 ◆ヘアカット率を巡る課題「民間4割 vs 当局6割 vs 市場7割」が未解決 ◆EFSFの規模拡大に伴う格下げ不安。
ちなみに、ドイツ銀行は「すでに保有するギリシャ国債の時価を反映し、46%分の損失を手当て済み」(7-9月期決算/日経)・・・ 「自己資本比率でも10.1%と当局が求める9%を上回る」など、金融システム不安が懸念される中でも、堅実な銀行は公的資金注入がなくてもやっていけるんですネ!
ところで、午後に財務相は 「日本の実体経済を反映しておらず、投機的な動きに対しては “必ず” 断固たる措置をとる」と語った(日経) そうだけど、威勢のいい語り口の裏には、緩やかな円高には柔軟に対応(?) とも読めますね(^_-)☆
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
     (24日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:00)
・USDJPY = 76.23-24 ⇒ 76.05-10 ⇒ 76.11-12 ⇒ 76.10-15
・EURJPY = 105.86-90 ⇒ 105.95-00 ⇒ 106.00-04 ⇒ 106.10-15
・GBPJPY = 121.60-65 ⇒ 121.70-75 ⇒ 121.80-85 ⇒ 121.85-90
・EURUSD = 1.3887-88 ⇒ 1.3925-30 ⇒ 1.3927-28 ⇒ 1.3935-40
(一部修正)
◇人民元は中間値(基準値)1ドル=6.3425元と最高値更新。
◇ 日経平均株価終値: 81.67▼0.92%の8,762.31円。 TOPIX: 7.74▼1.02%の747.70。

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オマケ ・・・ スパークリング茶は、開発した人の味覚を疑いたくなるくらい “マズイ!”


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