75円台で推移するドル円に、政府・日銀のイライラ感がピークに!? ・・・ ついに「円売り介入」 を実施し、すでに数兆円規模? で、ドル円は4円、ユーロ円は4円50銭超ブッ飛び!

追加的な金融緩和に踏み切るかもしれないFOMC（＋ FRB議長会見 2日@14:15PM）を今週（11月1-2日）に控え、「先手必勝」 で実行に移したんでしょうネ。 そうでなければ、週明け早朝の75.32ワンタッチ後は穏やかに推移してたドル円で、わざわざ波風立てることもなかったんですから┐(´.｀)┌

ところで、「産経ニュース」 に面白いシナリオがありました! ・・・ タイトルは 『“オオカミ少年” 安住財務相　口先連発で介入効果低下、FXの餌食に』
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円高阻止の口先介入を続ける財務相。 その間に “ドル買いのマグマ” がたまっている――ＦＸ個人や一部のヘッジファンドが、せっせとドルを買い込んでいる。 政府・日銀が円売りドル買い介入に踏み切れば、“待ってました” と大量の円買いが出され、円高是正の効果が帳消しとなってしまう恐れが高まっている。

「必要があれば、断固たる措置をとる」 と連日のように介入示唆。 （その間）25日から3日連続で円相場が戦後最高値を更新 ―― 口先介入ばかりでは、イソップ童話の 「オオカミ少年」 のように誰にも相手にされなくなり、市場は安心して円買いを仕掛け、円高が加速しかねない。（*産経ニュース/一部抜粋）
(*) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111030/fnc11103021090003-n1.htm
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・・・ そして、3月17日早朝（79.75を突破し、76.25と16年ぶりに円の最高値を塗り替え）を彷彿させるような今朝のオセアニア市場での電撃的な75.32タッチ!　と円は対ドルで再び最高値更新!

きのうBlogしたストーリーが、そのまま引き継がれた週明けの外為市場だけど ・・・ ちなみに、16年前は阪神大震災が発生した直後の1995年4月、そして3月当時は東日本大震災によるリパトリエーションの思惑や北アフリカ・中東問題に、ロスカットも巻き込んだアクシデント的なレコード更新劇だったけど・・・

今回と共通してるのは： ◆“特殊要因”（マーケットが薄い時間帯） ◆円売り介入もサーキットブレーカー的なもので、円安基調へ反転を狙ったものにならない?! っていう点。

さて、”オオカミ少年” になるのを嫌った財務相（?）が円売り介入した事実はともかく、またまた早朝の薄いマーケットで “一瞬の出来事” のような円高更新では、市場参加者が納得するわけな～い＼(+×+)／　ってことで、勇気あるトレーダーたちによる更なる “更新劇” のにおいプンプン┐(-_- )┌

╋╋　Tokyo Financial Market Summary　━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(28日17:00) ⇒ (29日06:00) ⇒ (12:20)
・USDJPY =　75.83-85 ⇒　75.80-85 ⇒　79.15-20 (75.32~79.55)
・EURJPY = 107.45-49 ⇒ 107.25-30 ⇒ 111.20-25、一時111.57
・GBPJPY = 122.00-05 ⇒ 122.30-35 ⇒ 126.65-70、一時127.37
・EURUSD = 1.4170-72 ⇒ 1.4145-50 ⇒ 1.4040-45、一時1.4028

◇ 日経平均株価(11:00): 45.80△0.51％の9,096.27円。 TOPIX: 3.65△0.47％の775.08。