NY連銀は「介入ナシ!」イタリアは“Too big to bail out”


週末で、しかも雨模様。 Veteran’s DayでNY外為市場が休場で、為替相場もはっきりしない東京市場┌(。>_<)┘

さて、ECB緊急会合の「ウワサ ⇒ 否定」やS&Pの「フランス格下げ誤送信」騒動もあって、ユーロは「上昇 ⇒ 下落」の局面はあったものの、◆ギリシャ新首相にパパデモスECB前副総裁が決定 ◆イタリア国債利回りの低下 ◆イタリアで与野党が連立の動きを材料に、ユーロは総じて堅調に推移した前日の海外市場 ・・・ 一方で、欧州の債務問題の不安解消にはまたまだと、オセアニア市場でオージーは対ドルでパリティ割れ。

ちなみに、イタリアに関してEUの本音は、”Too big to bail out(大きすぎて救済できない)” ってことのようです! ・・・ 「EFSFの現在の融資能力は4400億ユーロ。それに対して、イタリアは12-13年で6000億ユーロの資金調達が必要」(日経)

・・・ 「(ギリシャとは違い)イタリアのプライマリーバランス(基礎的財政収支)は黒字。 (それでも)13年に財政赤字をゼロにする “均衡財政” の達成は不可能との見方も…」・・・ とはいっても、11-12日(上院・下院)での財政安定法案の採決を控え、綱渡りなイタリア情勢ですね┐(´.`)┌

ところで、日本では日銀の覆面介入の有無ががとりだたされ、安住さんは今朝の会見で「答えられない」 って言葉を濁したようだけど ・・・ NY連銀(*)は “U.S. Monetary Authorities Did Not Intervene in FX Markets during the Third Quarter” と、「“7-9月期” に市場介入はなかった」 と公表。 これで8月の円売り介入は、政府・日銀の単独介入が確定。 次回のリリースが気になりますネ(^_-)☆

(*) Federal Reserve Bank of New Yorkのホームページ:

http://www.newyorkfed.org/newsevents/news/markets/2011/fx111110.html

╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━ ╋╋
     (10日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (09:58)
USDJPY = 77.64-65 ⇒ 77.60-65 ⇒ 77.55-60
EURJPY = 104.78-82 ⇒ 105.65-70 ⇒ 105.40-45
GBPJPY = 123.40-45 ⇒ 123.70-75 ⇒ 123.45-50
EURUSD = 1.3496-97 ⇒ 1.3605-10 ⇒ 1.3585-90

◇ 日経平均株価(09:55): 8.71△0.10%の8,509.51円。 TOPIX: 2.95▼0.40%の727.35。

◇ NYダウ終値: 110.80△0.94%(11,891.74)。 ナスダック: 3.50△0.13%(2,625.15)。 S&P500: 10.60△0.86%(1,239.70)。 FTSE100: 15.56▼0.28%(5,444.82)。
◇ NYMEX原油先物WTI12月物終値: 97.78ドル/バレルと反発(△2.04)。 金COMEX12月物終値: 1791.6ドル/tozと続落(▼32.0)。


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