S＆Pの「EUと域内金融機関の格付け見通しを “NegativeWatch” に引き下げ」 など、相次ぐネガティブな材料にも、きょうからのEUサミット（8-9日）やECB理事会（@21:45）を控えて、前日のNY市場からきょうの東京市場での為替動向は限定的。
オバマ大統領とメルケル首相の電話会談（債務危機解決策で協議）にも、反応薄だった為替相場だけど ・・・ さて今夜は、MPCで英国経済の下向きリスクや、EU首脳らから不調和音がマーケットに響き渡るようだと、「待ってました!」 とばかりに、方向感なくきょろきょろしてた円も動意づきそう!?
ちなみに、ECBによるRefinancing tenderの25bp利下げは織り込み済みとして、「材料出尽くしで、ユーロは買われる?　それとも売られる?」　でも、「50bpの引き下げなら?」 マーケットはどんな反応を示すんでしょうね?! ・・・ そして、一時的にユーロが反応しても、EUサミットの決定内容を見極めるモード入りのあとは、要人発言でユーロ相場は乱高下モードにスイッチオンしちゃうかもネ!
その欧米タイムでのイベントスケジュールは：
EU首脳会議@ブリュッセル（-9日）
21:00 BOE金融政策委員会（MPC)
21:45 ECB理事会
22:30 ECB総裁記者会見
22:30 新規失業保険申請件数（市場予想39.5万件）
24:00 10月卸売在庫（同△0.3％）
24:30 ECB副総裁が講演
╋╋　Tokyo Financial Market Summary　━━━━━━ ╋╋
　　　　　(7日17:00)　⇒ (07:00)　⇒ (13:00)
USDJPY =　77.68-70 ⇒　77.65-70 ⇒　77.60-65
EURJPY = 104.36-40 ⇒ 104.10-15 ⇒ 104.00-05
GBPJPY = 121.35-40 ⇒ 122.00-05 ⇒ 121.95-00
EURUSD = 1.3435-37 ⇒ 1.3410-15 ⇒ 1.3395-00
（一部修正）
◇ 日経平均株価(12:58): 54.75▼0.63％の8,667.42円。 TOPIX: 3.14▼0.42％の746.49。