高官発言で「先取り」のユーロ売り!?


S&Pによる 「European Financial Stability Facility Long-Term ‘AAA’ Rating Placed On CreditWatch Negative」 指定に踊った前日の欧米市場だったけど、それでもいいポジション調整の場になったくらいで、きょうの東京市場はしごく堅調に推移したユーロ相場。
そして欧州市場では、クロス円もユーロドルも朝方の水準にまで戻し、今年最後の “ヤマ場” かもしれないあすを、待ち構える体制が整った感じの外為市場! ・・・ そのあすのイベント・スケジュールは:
NZ 05:00 RBNZ政策金利
JPY 08:50 10月貿易収支 / 10月機械受注
AUS 09:30 11月失業率
JPY 14:00 11月景気ウオッチャー調査
EU EU首脳会議@ブリュッセル(-9日)
UK 21:00 BOE金融政策委員会(MPC)
EU 21:45 ECB理事会
EU 22:30 ECB総裁記者会見
US 22:30 新規失業保険申請件数
US 24:00 10月卸売在庫
・・・ 楽しみ満載だけど、ECBの追加利下げの大方の予想や期待薄のEUサミットを先取りしたユーロ売り優勢で推移するのかな?! そして本番では、“悪材料出尽くし” でユーロに買戻し(?)っていうシナリオもアリかも\(+×+)/
ただ、ドイツ国債入札結果は好調も、ドイツ高官の 「EFSF+ESMの統合」 に否定的見解や「EU基本条約改正に妥協しない」、欧州株価の上値が重くなってきて、すでにユーロ売りが先行してるだけに、きょうから明日にかけて “売りスパイラル” も想定しておいたほうがいいかも!? ・・・ ちなみに、DUT 10月鉱工業生産は△0.8%(市場予想△0.3%)。
【追記】MBA住宅ローン申請指数(前週比)@21:00は△12.8%(前回△11.7%).
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━ ╋╋
     (6日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:40)
USDJPY = 77.75-77 ⇒ 77.70-75 ⇒ 77.68-70 ⇒ 77.70-75
EURJPY = 103.78-82 ⇒ 104.15-20 ⇒ 104.36-40 ⇒ 104.00-05
GBPJPY = 121.35-40 ⇒ 121.20-25 ⇒ 121.35-40 ⇒ 121.30-35
EURUSD = 1.3348-50 ⇒ 1.3400-05 ⇒ 1.3435-37 ⇒ 1.3380-85
(一部修正)
◇ 日経平均株価終値: 147.01△1.71%の8,722.17円。 TOPIX: 11.62△1.57%の749.63。

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