米経済指標の数字がいいと “リスクオン” で売られがちだったドルも、最近では結果を素直に 「ドル買い」 で反応するマーケット傾向について、「ユーロ圏の格下げを警戒するあまり、基軸通貨ドルが単純に買われてるだけ!」 であって、ドルの評価を論じるよりも、根深いユーロの闇の方が深刻っていう見方が!
さて、プラス圏でスタートの欧州株価に誘発され、ユーロ買いで参入の欧州勢も株価下落につれて息切れ? ・・・ 今夜このあと、まず独仏首脳会談@21:30 に注目!
@23:00 フランス短期債入札
@24:30 ドイツ首相が講演
@26:00 欧州議会議長が記者会見
@26:40 アトランタ連銀総裁が講演
@29:00 米11月消費者信用残高（市場予想△70億ドル）
╋╋　Tokyo/London Financial Market Summary　━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　(06日17:00) ⇒ (07日07:00) ⇒ (09日17:00) ⇒ (20:35)
USDJPY =　77.17-18 ⇒　76.95-00 ⇒　76.85-90 ⇒　76.80-85
EURJPY =　98.59-63 ⇒　97.90-95 ⇒　97.90-95 ⇒　97.90-95
GBPJPY = 119.60-65 ⇒ 118.70-75 ⇒ 118.60-65 ⇒ 118.50-55
EURUSD = 1.2775-76 ⇒ 1.2715-20 ⇒ 1.2735-40 ⇒ 1.2750-55
（一部修正）
◇ ハンセン指数終値: △1.47％(18865.72), 上海総合指数: △2.89％(2225.89)。

「ユーロの波乱材料」：
10日　オーストリア国債入札（10年物など）
11日　ドイツ-イタリア首脳会談
　　　ドイツ国債入札（5年物など）
12日　ECB理事会
　　　イタリア国債入札（短期債）
　　　スペイン国債入札（3-4年物）
13日　イタリア国債入札（3年物）
20日　ドイツ-フランス-イタリア首脳会談
　　　銀行の資本増強計画の提出期限
30日　EU首脳会談