円安阻む 「壁」


きょうの日経ヴェリタスの特集は “欧州” ちょっと笑える、でも、どこか日本にも当てはまる内容と見出しを一部抜粋・紹介すると・・・

♪『フランスの不満 矛先は金融・市場』・・・ フランス紙は、「(選挙戦で)“反市場” 的な政策を市場は注視」

♪『(フランス)改革先送りか財政再建か ―― 市場は警戒』・・・ (10人が立候補する大統領選)国民受けを競う――「通貨同盟は政治的に作られた。ゆえに金融市場の最大の材料はやはり政治」

♪『ギリシャ覆う無秩序 乱立する小政党』・・・ 「決められない時代」にギリシャは足を踏み入れつつある。

♪『震源地・ギリシャが歩む苦難の道』・・・ 272銘柄が上場してるアテネ証券取引所(時価総額は東証の1/100)。コカコーラ系銘柄が、アテネ総合指数の時価総額の2割を占める。(ちなみに)GDPは神奈川県の県民総生産よりも小さい。

♪『ドイツは増税視野 財政健全化で独走』・・・ (欧州)各国は財政健全化を急いだか、そのピッチはドイツが南欧諸国を圧倒!(それでも)「国民を苦しめるつもりはないが、歳入を増やすには増税しかない」(前ドイツ財務相)

♪『ECBに迫る “時間稼ぎの限界”』・・・ ECB職員がインフレ連動での賃上げを要求――インフレファイターを自任するECBが物価上昇を恐れてる、との(ドイツ紙の)皮肉。

そのほかに:
♪『(FOMC)声明は “無風” の見方、日銀の政策にも影響』・・・ 6月末に終わる予定のツイスト・オペを巡る議長声明が市場を動かす!? 会見の成り行きを、日本で最も関心を持って見つめるのは、ほかならぬ日銀総裁かも。

♪『中国、月内に預金準備率引き下げ?』・・・ 「人民元の変動幅拡大から1週間」 市場は元高よりも元安に警戒感高まる。

♪『買われるカナダドル・英ポンド』・・・ 「金融緩和の出口戦略で先行 “市場が先取り”」

♪『円安阻む “7万枚の壁”』・・・ CMEの通貨先物取引で、円の対ドル売り越しは5万7803枚(1枚=1250万円)と前週比で13%減。 08年以降、売り越しは7万枚を超えてない。(そろそろか?)円買いに転じるシグナル?

♪『日銀決定会合を見極め』・・・ 追加緩和には、①10兆円規模で基金増額 ②買い入れる国債の対象年限を現在の2年以下から3~5年にも拡大 ③ETFの買い入れ枠を拡大?
(日経ヴェリタス/一部抜粋)

・・・ 為替相場って、いろんな材料・角度からWatch outしてないと、後ろから・横から、そして伏兵にヤラレちゃいそう!


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