個人の損切りに「ヘッジファンドも困った?」


「キャリートレードならぬ 『キャリアトレード』 っていう言葉が、市場でささやかれ始めた」 んですって! ・・・ 「金利差収益を得るのがキャリートレード。 一方、キャリアトレードはディーラーが自分のキャリアを案じて、上司から非難されないよう安心できる取引に走ること」(日経ヴェリタス) なんだそうです┐(-_- )┌

もちろん、ミセス・ワタナベでも分かる 「ユーロ売りは安心できる取引」(ギリシャのデフォルト懸念とスペインの不動産バブル崩壊による金融システム不安) だけど、さらに米国の雇用悪化で 「強い通貨だったドルが脱落、円の一人旅が始まるのか?」

・・・ ちょっと面白い発想として、「共和党大統領候補のロムニー氏は、米国は “強いドル派” でQE3を牽制。 政治からの中立性が保証されてるとはいえ、選挙が近づき身動きがとれなくなる前に、バーナンキFRB議長が早めに緩和のカードを切ろうと考えても、なんら不思議でない」(日経ヴェリタス) ・・・ この調子だと、仮に、日本の通貨当局が介入を実施しても、結局は欧米の不確実性の前に、“利食いの場” を提供するだけになっちゃうのかもネ(*’-^)☆

でも、イヤ~なトピックも目に付いちゃった ・・・ 「ユーロ売りの主役はヘッジファンド。 個人の買い注文は大方損切りを迫られ、ヘッジファンドにとっては巻き込むべき玉が減ってる。 ユーロ売越額も過去最高水準に膨らみ、(プラス材料をきっかけに今月でも)ユーロは一気に買い戻されてもおかしくない」(日経ヴェリタス/一部抜粋) だって!?

ちなみに、日経ヴェリタスの 「『スペインのペイン』 世界を揺さぶる」 っていうスペインの金融不安と “pain” を掛け合わせた見出しに、アッパレ(^o^)/


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[03日あさのBlog] ―― あすにも内閣改造! 「あすにも介入」? ――
降って湧いたような 「あすにも内閣改造」 の報道に、『消費増税法案成立にメドが立つ ⇒ 格下げ回避 ⇒ 円全面高 ⇒ 円売り介入実施』 のシナリオができた\(+×+)/ ・・・ 欧州不安・米国雇用悪化を横目に、週明けのオセアニア市場で窓を開ける 「行き過ぎた円相場の動き」 をエックスキューズに、介入で応戦した昨年10月31日の “安住劇場” が再演されるかもね!?

15日前後に一体改革関連法案の衆院採決? ・・・ そして、18-19にはG20@メキシコ! 21日は通常国会会期末の流れの中で、為替相場はどっちへ振れる?! 6月の円相場も面白くなりそうo(^-^)o

さて、野田-安住ペアは 「断固たる “消費税引き上げ + 円高阻止”」 だけはブレないようだけど、その決意と対峙する(?) 今週の “気になる” イベントチェック! ・・・(略)


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