ちょっとサプライズなFOMC議事要旨の内容(*) ・・・ 「QE3の早期実施」機運の再燃に、ドル独歩安に傾斜してCLOSEしたNY市場。 米長期利回りの低下に、ドル円も1週間ぶりのご無沙汰となる78円台に急落!
(*) 「多くのメンバーが今後の経済指標などがしっかりとして持続的な強さのある景気回復を示さない限り、かなり早い時期の追加金融緩和が正当化されると判断した」（日経）
しばらく後戻りできそうもないインパクトで、“QE3導入期待” をマーケットに抱かせちゃって、FRBも引くに引けなくなって次回FOMC（9月12-13日）で “債券購入策” 導入ですかね? ・・・ 俄然ハト派が勢いづきそうな流れだけど、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム@ジャクソンホール でのバーナンキFRB議長のスペシャル講演（31日）は、追加緩和へのFRBの本気度が試される試金石になりそう!
さて、未明の激動で、欧米勢の参入待ちを決め込んだかのように微動だにしないきょうの東京市場 ・・・ このあとは、前日の米7月中古住宅販売件数が弱かっただけ米住宅関連指標、そして週末のギリシャ首相の独・仏首脳会談への期待感が薄れてきたところでの欧州経済指標の数字にも注目ですネ!
15:00　4-6月期GDP（市場予想△0.3％）
16:30　8月製造業PMI（同43.4）／8月サービス業PMI（同50.1）
17:00　8月総合PMI（同46.5）／8月製造業PMI（同44.2）／8月サービス業PMI（同47.7）
21:30　新規失業保険申請件数（同36.5万件）
23:00　7月新築住宅販売件数（同36.5万件）／6月住宅価格指数（同△0.6％）
23:00　8月消費者信頼感（同▼22.0）
■ 26:00　ドイツ・フランス首脳会談
5年物国債入札
╋╋　Current Tokyo Financial Market　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　　(22日17:00)　⇒ (06:00)　 ⇒ (14:37)
・USDJPY =　79.29-30 ⇒　78.55-60 ⇒　78.50-55
・EURJPY =　98.79-83 ⇒　98.40-45 ⇒　98.45-50
・GBPJPY = 125.20-25 ⇒ 124.75-80 ⇒ 124.85-90
・EURUSD = 1.2459-60 ⇒ 1.2525-30 ⇒ 1.2535-40
（一部修正）
◇日経平均株価(14:35): 35.14△0.38％の9,166.88円。 TOPIX: 1.20△0.16％の763.93。