遅延!スッキリしないギリシャ援護とFRBの金融緩和


当局の発言に翻弄した前日の欧米市場でしたネ(>_<) ・・・ 「トロイカの報告待ち」 とギリシャ支援に明確な答えを示さなかったドイツ首相や、「ドイツ財務省はギリシャの一時的なユーロ圏離脱を検討」、「ECBの債券購入の決定はドイツ憲法裁判所の判断(9月12日)あと」 といった報道で、ユーロ売りをリード。
NY市場に入ったら、「ECBは国債利回り上限設定で南欧国債購入を検討」や、バーナンキFRB議長の 「追加措置をとる余地がある」 っていう下院委員会に出した書簡公開で、株価が上昇、ユーロ買い・ドル売りの流れに! ・・・ ただ、欧州債務危機へのスピード感に欠く対応が嫌気され、午後にはユーロ買いも失速し、来週へto be continued.
残暑、そして前進してるのか後退してるのか? 捉えどころのないギリシャの緊縮スケジュール感とFRBの追加金融緩和の行方に、マーケットのイライラ感はピークに!? ・・・ まず、来週31日のバーナンキFRB議長講演では、ハッキリとFRBのスタンスを本音で聞きたいとこ。 建前だけで肩透かしの内容だったら、ドル相場はハチャメチャ間違いなし(б。б)☆゛
╋╋ NYK Financial Market Summary ━━━━━━━ ╋╋
      (24日17:00) ⇒ (06:00)
・USDJPY = 78.68-70 ⇒ 78.65-70 (78.46~72)
・EURJPY = 98.61-65 ⇒ 98.40-45
・GBPJPY = 124.65-70 ⇒ 124.35-40
・EURUSD = 1.2533-35 ⇒ 1.2510-15 (1.2481~1.2562)
◇NYダウ終値: 100.51△0.77%(13,157.97). ナスダック: 16.38△0.54%(3,069.79). S&P500: 9.05△0.65%(1,411.13). FTSE100: ±%(5,776.60).
◇NYMEX原油先物WTI10月物終値: 96.15ドル/バレルと続落(▼0.12). 金COMEX12月物終値: 1672.9ドル/tozと続伸(△0.1).

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[24日夜のBlog] ―― 週明け~来週「完全為替シナリオ!」 ――
(略)・・・ 隣国との領有問題で、「冷静沈着」 な態度で臨むという野田首相の会見同様、FOMC議事要旨をきっかけに再燃した早期の “FRBによるQE3導入” も、”冷静” に予測すれば次回9月12-13日のFOMCでは 「ない」 でしょうネ!?
・・・ 前回(8月31日-1日)のFOMCあとの米7月雇用統計はポジティブサプライズの数字(市場予想△10万人に対し△16.3万人っていう非農業部門雇用者数) が出てるし、そのあとの経済指標の数字も決して悪くはないもんね!
唯一、「どうしちゃったんだろう。 あまりにも冷静さを欠いた行動ではないか」 とFRBが量的金融緩和政策を導入するとしたら、11月の米大統領選を意識(共和党・ロムニー氏は14年1月任期満了のバーナンキFRB議長を続投させないと発言)した金融政策の決定に他ならないでしょうね?!
まずは、2年前のカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム@ジャクソンホールで “QE2の導入” をアナウンスしたように、31日にバーナンキFRB議長は講演 で、”再現” させるか?!  来週8月最終週は、経済指標の数字を材料に思惑交錯先行で、「不退転の覚悟で臨む」 ドル相場になりそう!
もちろん、その前に今週末を挟んでは、ギリシャがらみのユーロ先導型で、週明けには窓を開けての為替相場スタートになるのかな\(+×+)/

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