愕然…あと40%円安なんて無理~!


「『あと4割円安』 で物価目標達成」・・・ な~んていうとんでもないタイトルが、きょうの日経ヴェリタスに躍ってましたね\(+×+)/
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「日銀が“目標”とするのは(生鮮食料品を除く)コアCPI。 12年のコアCPIは前年比▼0.1%で、この10年間の平均でも▼0.2% ―― 人為的に物価2%上昇ルートを考えると:
(1)円安
―― エネルギー(電気代やガソリン)はCPI算出時に全体の8%のウエートを占める。逆算すると、必要な円安水準は「120-130円」と足元よりさらに4割の円安が必要。
  ⇒ でも 「通貨戦争懸念が…」
(2)財政支出
―― 15年度まで10兆円の追加財政支出が続けば経済の需給ギャップは埋まり、失業率と物価上昇率の相関関係を示す “フィリップ曲線” が上方にシフト、2%が視野に入る。
  ⇒ でも 「国債の信認低下、金利上昇、財政破綻リスクも…」
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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・・・ 唖然としちゃう興味深い記事だったけど、どっちにしても 「政治的駆け引きの末にメンツを捨て、日銀は安倍首相の政策を “丸のみ”」 しちゃったんだから、こうなったら政府・日銀は一蓮托生でアベノミクスを突き進むしかないって感じ┐(-_- )┌

あらためて “2%” のハンドリングの難しさも読み取れたけど、円安誘導策で物価目標の達成を狙ってる政府・日銀の思惑は、ハマル? ハズレ? あとになって歴史が判断することになるんでしょうけど ・・・ 円売りに乗るFX個人の戦績は、11カ月後に判明(*゚ー゚*)

ちなみに、「下手に突っ張れば副総裁ポストすら失ってしまう ―― 丸のみすればボールは政府に投げ返され、日銀への風当たりが当面弱まる、そんな計算も働いた」 っていう日銀のしたたかさには、愕然・ショックでした┌(。>_<)┘


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