円一段安の茶番劇! 財務省が猛アピール!


財務省が 「日銀総裁の椅子取り」 に、本気! ・・・ きょうの黒田氏(元財務官)を巡る報道で、「財務省は日銀プロパーから日銀トップの座を取り戻す!」 っていう気概を感じちゃった(*’-^)☆

・・・ 松下日銀総裁(94年12月17日-98年3月20日・元大蔵事務次官)以来、天下り先として文句なしの “日本橋本石町の椅子” を失っていただけに、アベノミクスの波に乗って奪還しようと、なりふり構わず日米のマスコミを利用してる感じが!?

安倍首相に擦り寄りながら、「“円高修正やデフレ脱却” よりも、まずは椅子」 ・・・ そんな財務省の野望が見え隠れし始めたところで、新たなシナリオが思い浮かんだ♪

・・・ G20から槍玉に挙げられるのはプライドが許さない! っていう麻生財務相を立てるために、とりあえず今週は “円の買い戻し容認!”  これ、よく隣国がやる国際会議前での “自国通貨高操作” だけど、この際 “すべては保身のため” に見習って、海外当局からの円安誘導策への批判緩和をもくろむのでは!

・・・ ってことで、欧州市場ではストップロスを巻き込んでの円一段安も “茶番劇(*゚ー゚*)”  今週末は 「“円の買い戻し基調” でお会いしましょう(^_-)☆」 フランス財務相も 「きょうのユーロ圏財務相会合で為替政策について議論」 って伏線を張ってるしネ♪

╋╋ Current London Forex Market ━━━━━━━━━━ ╋╋
      (8日17:00) ⇒ (9日07:00) ⇒ (07:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:40)
◇USDJPY = 92.78-79 ⇒ 92.65-70 ⇒ 92.70-75 ⇒ 92.60-65 ⇒ 93.45-50
◇EURJPY = 124.30-34 ⇒ 123.80-85 ⇒ 124.00-05 ⇒ 123.85-90 ⇒ 125.30-35
◇GBPJPY = 145.83-92 ⇒ 146.50-55 ⇒ 146.50-55 ⇒ 146.10-15 ⇒ 146.65-70
◇EURUSD = 1.3397-98 ⇒ 1.3360-65 ⇒ 1.3370-75 ⇒ 1.3370-75 ⇒ 1.3405-10


[11日夕のBlog] ―― 「“通貨安” をG7=G20で!」だって? ――
・・・(略)・・・
◆前日に産経が報じた 「次期日銀総裁人事で、黒田アジア開発銀行総裁の起用が有力」 で旬な黒田氏が、『ADB総裁の職に満足、日銀人事については答えられない=黒田氏』(REUTERS)』(*1)・『物価目標達成2年で、年内複数回の緩和は正当化可能(Bloomberg)』(*2) って発言

◆「『U.S., Europe Seek to Cool Currency Jitters』―― Amid Worries Over Japan Policy, Some G-7 Officials Discuss Underlining Commitment to Market-Driven Exchange Rates.」(WSJ)「G7メンバーが通貨安誘導を牽制する声明を検討」

・・・ 欧州からは通貨安問題をG20財務相・中央銀行総裁会議(15-16日)で取り上げようっていう発言も (略)
(*1)http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91A01B20130211
(*2)http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MI1IZK6KLVR401.html
(*2)「(月内にも政府が提示する日銀新総裁の有力候補の1人)黒田ADB総裁は、日銀が2%の物価目標を達成するための期限について『2年というのがグローバルスタンダード ―― 日銀の消費者物価指数の見通しが2013年度がプラス0.4%、14年度がプラス0.9%であることを考えると、年内に複数回の追加緩和に踏み切ることは正当化できるだろう」(Bloomberg/一部抜粋)

さて欧州市場では、先週末のNYの高値(USDJPY=92.93)を突き抜けた勢いで、円売りに傾斜! 欧州株は軟調だけど、今夜も海外当局者から通貨安誘導に発言はあるかな?


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