「FRBは今秋にもFOMCで量的緩和縮小を決定し、QE3を来年半ばに終了」 ・・・ そんなシナリオをバーナンキFRB議長がFOMCあとの記者会見（*）でアナウンス!

“―― the Committee currently anticipates that it would be appropriate to moderate the monthly pace of purchases later this year; and if the subsequent data remain broadly aligned with our current expectations for the economy, we would continue to reduce the pace of purchases in measured steps through the first half of next year, ending purchases around midyear.”
【Press Conference Opening Statement*（PDF）】

http://www.federalreserve.gov/mediacenter/files/FOMCpresconf20130619.pdf_.pdf

・・・ 資産購入ペースを年後半には緩やかにするっていう 「出口」 へのスケジュールが示されたことで、前日のNY市場では株価下落、長期利回りが上昇し、円は下落。

それにしても、冒頭のステイトメントを聞いていてえらく 「終わり」 を強調してたように感じましたネ!　 そして結局、先月22日の議会証言は、1カ月かけての今回の会見への予告であり、マーケットに “出口” の見通しを暗示するプロローグであったワケですネ!?

・・・ ちなみに東京市場では、中国6月HSBC製造業PMI＝48.3（市場予想49.1）っていう弱い数字や日本株の反落に、方向感なく彷徨う円相場。

余談 ・・・ バーナンキ議長は会見前に、昨日のFxcafeJpの予感・ 「『憶測プレイ』懲りたバーナンキ議長の決断!」 を閲覧してたのかな(^_-)☆

さて、きょうの欧州市場では・・・
16:30　SNB理事会
16:30　6月製造業／サービス業PMI
17:00　6月製造業／サービス業PMI
17:30　5月小売売上高
17:30　スペイン国債入札
21:30　新規失業保険申請件数
23:00　6月フィラデルフィア連銀景況指数／5月中古住宅販売件数
23:00　6月消費者信頼感
ユーロ圏財務相会合

╋╋　Current Tokyo Financial Market　━━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　 　(19日17:00)　⇒　(06:00)　⇒　(12:00)
◇USDJPY =　95.03-04 ⇒　96.40-45 ⇒　96.70-75
◇EURJPY = 127.26-30 ⇒ 128.25-30 ⇒ 128.30-35
◇GBPJPY = 148.70-75 ⇒ 149.35-40 ⇒ 149.45-50
◇EURUSD = 1.3391-92 ⇒ 1.3290-95 ⇒ 1.3270-75

◇日経平均株価(11:30): 143.69▼1.08％(13,101.53)。 TOPIX: 10.32▼0.93％(1,096.25)。