裏シナリオ「豪ドル高!」週末にかけて…


新興国通貨不安が噴出したあとのFOMCで、新興国問題についての言及はなく、さらに、注目された11日の下院公聴会でイエレンFRB議長は、「(米経済に)重大なリスクにならない」 な~んて発言しちゃったもんだから、今週末のG20財務相・中央銀行総裁会議 @Sydney(22-23日) では、新興国の一部から “不満と恨み節” が炸裂しそうだって♪

「―― 最近ではECBの追加緩和の観測が強い。共同声明に協調を示唆する文言が盛り込まれれば材料視されそう ―― もしも先進国と新興国の不調和音が漏れ伝わるようだと … 波乱含みの展開もありそう」(日経ヴェリタス/一部抜粋)・・・ 一方、市場には 「FRBの早期利上げ観測」 がまつわり付き、イエレン議長を悩ませてるとか?!

でも、今回のG20でちょっと面白いのが、議長国がオーストラリアってこと! ・・・ オージー安誘導したいオーストラリアが、どう振る舞うのか?! 何か微妙ですね。 ちなみに、「国際会議前の人民元高」 のパターンに追随、議長国として 「オージー高」 容認! っていう展開も、流れ的には週末にかけてあるかもよ┐(´.`)┌

さて、その “米国 vs 新興国” の前哨戦として気になるのが、19日のFOMC議事要旨(1/28-29)の内容! ・・・ あらためてゼロ金利政策の長期継続など緩和姿勢が確認されればいいけど、「”縮小ペース” を緩めることなく淡々と…」 なんて発言があったりしたら、G20を待たずに波乱の為替相場になるかも\(+×+)/


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